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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ドッペルドッペルドッペルゲンガー
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犬
(
ダックスフンド
)
耳+尻尾エリオ。
「あの・・・つっこんだらダメ・・・ですよね・・・?」
犬エリオを見て溜息を吐くエリオ。うんうん、諦めが肝心だよエリオ君。
「そんじゃ最後にキャロ」
「あ、はい!」
キャロはそうだなぁ・・・。まず桃色は外せないよね。え〜っと、キャロ・ル・ルシエ・・・。う〜ん、キャロ・ル、キャロル、祝福・・・祝福でいこうか。あとは、ルシエ・・・は確か、空で輝くって意味だったっけ。
「よし! お前(以下略)! 優しき純心、チェリーピンク!」
装填。
「真純なる祝福、ホーリーホワイト!」
装填。
「そして、天より注ぐ光、ムーンシルバー!」
装填。そして、
「萌えろ、エインヘリヤル・・・キャロ!」
発射。そして召喚される色違い+ネコ(ペルシャ)耳+フワフワ尻尾なキャロ。
「シャルさん!」
ゴロゴロ喉を鳴らして気持ちよさそうに座り込んでいる猫キャロ。それを見た本物のキャロが恥ずかしさの所為か若干頬が赤くしながら叫んだ。
「まあまあ、ああ見えてもちゃんとしているから。なのは、ヴィータ。こっちの準備は終わったけど・・・」
「あ、うん。まぁいろいろと言いたいことがある気もするけど・・・。それじゃ早速、まずはそれぞれの自分と闘ってもらおうかな。スバルは北、ティアナは南、エリオは西、キャロは東に別れて」
「ひとつ言っとくが、相手は自分だ。自分が考えうる事はもちろん向こうも考える。それに、今まで培ってきた経験もある・・・んだよな、フライハイト?」
「うん、もちろん。昨日までの経験はある」
「つうことは、だ。今までお前らが培ってきた経験はそいつらも持ってる。自分の長所と短所を確実に見極め、その上で乗り越えねぇと勝てねぇってわけだ」
今まで鍛えてきた自分が相手となる今日。長所も短所も全てが同じ。だから考える必要がある。自分の長所で向こうの短所を攻めれば、向こうもまた同じ短所の隙を突く迎撃が来るから。それをどういう風に攻略していくか。自分を乗り越えたとき、また新しい自分を得ることが出来る。
「それを終えたら次はチーム戦を行う。でいいんだよな、なのは隊長」
「うん。それじゃあ始め!」
「「「「はい!!」」」」
大きく答えて、指定された戦場に散っていった。それを見送る私たち。
「・・・はぁ、にしてもすげぇよな。本人だけじゃなくてデバイスまで複製されてんのかよ」
「ん? あぁさすがにルシルでも、デバイスなんて精密機械を複製できないよ」
「は? じゃああの使い魔たちが持ってたのは何だったんだよ?」
「ハリボテ。もちろん純粋な機械でもないしAIもない。だけど性能や動作は同じ」
ヴィータの疑問に答えた
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