暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
世にも不思議な世界の冒険?
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†††Sideヴィヴィオ⇒ティアナ†††

「もうー、何なのよぉ・・・」

「ティア〜、あたし、もうダメっぽいよ〜」

スバルと2人してへたり込む。正直なのはさん達の教導よりしんどい。わけの解らない人に追いかけられるわ、闘技場ではプロポーズされるわ、変なクイズに参加させられるわ、心がもう擦り切れそう。

(なによ、マジカ○バナナって・・・)

「海と言ったら青い、青いと言ったら空、空と言ったら広い・・・」

「やめて、スバル。悪夢が蘇りそう・・・」

終わりの見えない連想ゲーム。特にあのシャナって子はとんでもなかった。

「あー・・・でも、マ○カルプッシュとかは結構白熱して面白かったよね〜」

「どこがっ!? 面白いってアレのどこがっ!? あたし、もう少しで解体(バラ)されて死ぬところだったんだけどっ!!」

判らないと思った問題の時は、相手チームに解答を押し付けるっていうゲーム。あたしも判らなかったから相手チームに押し付けようとしたんだけど、向こうもそうだったようで、こっちのボタンを押しに来た。

「んー、ティアだけは確かに。名前、えっと・・・なんだっけ? 赤屍さん?」

「思い出すも嫌だからやめて」

あの怖すぎる第一級超危険指定人物。ニコニコした表情だというのに、あれほどの恐怖は生まれて初めてだった。だからスバル、二度と思い出す必要ないからあんなやつの名前なんか。

「いきなりメス出して怖かったけど、でもセフィロスさんとアティさん、栄琳さんのおかげで勝ったから良かったよね」

それに関してはスバルの言う通りだ。偶然あたし達のチームに入ってくれたセフィロスさん達のおかげで何とか生き残ることが出来た。クイズはアティさんと栄琳さんのおかげで勝てたし、血生臭いこと(マジバトル)はセフィロスさんのおかげで回避できた。

(あのときのセフィロスさん、カッコよかったなぁ)

って、何を考えてるのあたしっ。

「それより早くゼフィランサスさんって人に会いに行くわよ!」

いろいろと聞き回ったおかげで判ったこの世界の正体。ここはルシルさんの使い魔の世界だということ。だからさっきまで会っていた人はみんな、ルシルさんの使い魔・・・。そして、ヴァルハラというここの管理者がゼフィランサスさんって人ということも判った。その人もルシルさんの使い魔エインヘリヤルで、唯一ヴァルハラ全体に干渉出来る人だということだ。

「もう変な事に巻き込まれないうちに行くわよスバル!」

「うん!」

†††Sideティアナ⇒エリオ†††

「さっきの人たち、エリオ君やスバルさん以上の大食いだったね」

「あはは、うん。僕もさすがにあれは・・・」

レンに教えてもらったヴァルハラ宮殿に向か
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