暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
世にも不思議な世界の冒険?
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う途中、お腹が空いていることに気付いて立ち寄った店。そこには僕やスバルさん、ギンガさん以上の大食いさんがいた。僕たちより少しお姉さんのリナ・インバースさん、そして大人のメーベルさん。インデックス(目次、だなんて変わった名前だけど)さんはまだマシな方だったけど。正直あの食事風景は見ているこっちが胸やけしそうな感じだった。
何とかあそこから脱出できたけど、もう少し出るのが遅かったら、僕たちと入れ違いで来た人のように大食い競争に巻き込まれていた。そんな僕とキャロはここまでいろんな人たちと出会ってきた。たとえば・・・

「このバカ犬ぅぅぅぅ!!」

「うわぁっ! やめろルイズ! そんなの食らったら死―――ぎゃあああああ!!」

杖を持って追いかけ回す女の人と、爆発に煽られて吹っ飛んだ男の人。その光景がどうしてかシャルさんとルシルさんのように見えた。それに・・・

「テメェら、黙らねぇと撃ち殺すぞ!」

「三蔵がキレた!?」

「あはははははは!!」

「八戒! 笑ってねぇで、銃ぶっ放すクソ坊主を止めやがれっ!!」

すごく仲が良い男の人たちも見た。でも街中であんなに暴れていても、誰一人として止めようとしないのもすごかった。たぶんああいうのは日常茶飯事なんだと思う。えっと他にも・・・

「この世の理は即ち速さだと思いませんか? 物事を速く成し遂げればその分時間が有効に使えます! 遅い事なら誰でも出来る! 20年かければ馬鹿でも傑作小説が書ける! 有能なのは月刊漫画家より週刊漫画家、週刊より日刊です! つまり速さこそ有能なのが、文化の基本法則! そして俺の持論なんです!!」

「・・・」

「俺はこう思うんですよ、運転するなら助手席に女性を乗せるべきだと。密閉された空間、物理的に近付く距離、美しく流れるBGM。体だけでなく2人の心の距離も縮まっていくナイスなドライブ。早く目的地に行きたい、でもずっとこうしていたい、この甘美なる矛盾。簡単には答えは出てこない、しかしそれに埋もれていたいと思う自分がいるのもまた事実!どうですかぁ?」

「・・・」

「ん〜〜〜〜〜、俺はこう思ってるんです、人々の出会いは先手必勝だと。どんな魅力的な女性でも、出会いが遅ければ他の男と仲良くなっている可能性もある。なら出会った瞬間に自分が相手に興味があることを即座に伝えた方がいい、速さは力です。興味を持った女性には近づく、好きな女性には好きと言う、相手に自分を知ってもらうことから人間関係は成立するのですから。時にそれが寂しい結果を招くこともあるでしょう、しかし次の出会いがいつまた来るかもしれません!!」

「いい加減にしてください!」

すごく早口な男の人が女の人にフラれてた。ビンタをその長身な男の人に食らわせて立ち去る女の人。それを
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