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レインボークラウン
第百話  買いもの

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                    第百話  買いもの
 華奈子と美奈子は二人で買いものに出た、だが。
 ここでだ、美奈子はこう華奈子に言った。
「ねえ」
「どうしたの?」
「何処で買おうかしら」
「スーパー?」
 華奈子は考える顔で美奈子にこう返した。
「あそこにする?」
「そうね。商店街もいいけれど」
「ああ、そっちもあるわね」
「どっちにするの?」
「そうね、シーフード次第かしら」
 美奈子は考える顔で述べた。
「それが新鮮かどうかよ」
「やっぱりそれなのね」
「お野菜はね」
 そちらはとうかとだ、美奈子は華奈子に話す。
「商店街の八百屋さんは折り紙つきだから」
「スーパーもね」
「どっちも安心出来るの」
 だから構わないというのだ、野菜は。それで美奈子は肝心なのはシーフードだというのである。そのシーフードの中でも。
「特に貝ね」
「それね」
「そう、貝が大事よ」
「新鮮でないと駄目よね」
「ええ、それじゃあどっちに行くかよ」
 スーパーか商店街かどちらかだというのだ、だがここで街の人達がスーパーの方に沢山向かっていた。華奈子はそれを見て言った。
「多分スーパー大安売りよ」
「だからなのね」
「そう、凄いことになってるわよ」
 スーパーの状況はというのだ。
「今行ったら修羅場よ」
「買いものも地獄っていうのね」
「どうするの?それでも行く?」
「ちょっと待って」
 美奈子はここで考えた、今スーパーに行けば買いものも大変だ、特にレジで混むことを考えたのだった。 
 そのうえでだ、こう華奈子に言った。
「まずは商店街に行きましょう」
「そこで魚介類の質がよければなのね」
「それで安ければね」
 この二つの条件が揃えばというのだ。
「いいってことでね」
「それでいくのね」
「ええ、買いものは時間も大事だから」
「混んでるとね。それだけでね」
「困るから。だからね」
「そうね、じゃあ商店街行こう」
 まずはそれで決まればいいということになった、そうしてだった。美奈子は華奈子に言った。
「まずは八百屋さんよ」
「そこね」
 そこでまずは野菜を買うことにした、そのうえで魚介類だった。


第百話   完


                        2014・1・17
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