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中二病が主人公になったら?
第17話
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ラ、うずまきナルト!
それと・・・うちはサスケ!」

何やら『ヒロインを強制交代させられたヤツ』が大いに喜んでいるが、そんなものは無視である。
とりあえずナルトは、原作通りの構成になった事に一先ず安心する。

「異議あり!!!」

廊下側に座っていたいのが勢いよく立ち上がり声を張り上げた。
隣に座っているヒナタが「落ち着いて・・・いのちゃん・・・」とか言っているが、怒れるいのには全く耳に入っていないみたいである。

「何だ、いの。」
「何で私と一緒の班じゃないのよ!!」

もの凄い剣幕で怒鳴って来るいのにイルカは少しため息を吐いた。

「・・・いいか?
サスケは(表向きではあるが)卒業生27名中1番の成績で卒業。
そして、ナルトは賄r「先生、それ言ったらコロスよ?」あっ・・・ああ、申し訳ない(汗)
それで、ナルトはドベだ。
班の力を均等にすると自然とこうなるんだよ。」
「そんな事、言われても納得出k「"月詠"ィ!」ハイ、ワカリマシタ。」

"いのには少し悪いな"とは思いながらも、ナルトは無理矢理黙らせた。
"何のために今まで賄賂やってきたと思ってんだよ!
この班構成にするために結構金使ったんだから邪魔すんなよな!"
とか、主人公らしからぬ悪どい事を考えているというのは、ここだけの秘密である(笑)



教室で担当上忍を待ち始めてから数時間後・・・

「何で私たちの班だけこんなに来るのが遅いのよォ!!」

例のピンク髪が騒いでいるが、ナルトはそれを無視して昼寝を始めた。

「全くもうっ!ナルト、先生を捜してきなさい!」
「・・・んニャ?何だよ、折角人が気持ちよく寝てるって時に・・・。」
「いいから、捜してこい!」
「チッ、分かったよ・・・。」

ふてぶてしい顔をしながら廊下に出て捜してみれば、目的の人物『はたけカカシ』はすぐに見つかった。

「・・・お前、『教室で待ってろ』って言われなかった?」
「先生が来るの遅いから捜しに来たんですよ。」
「ふぅーん。そうなのね。」
「ところで先生。
オレの部屋、勝手に物色しないで貰えます?」
「・・・!?お前、何で知って・・・。」
「(流石に『原作読んでるから』とか言えねぇ・・・。)
あら?カマを掛けただけなのに図星だったとは。
まあ、今度からは本人の許可を取ってください。」
「う、うん、分かった。そうする・・・。」

"いや〜、カカシ先生の焦り顔が見れて満足♪満足♪"
と少しニヤけているナルトであった。

その後の2人は、何の味気もない雑談をしながら教室に向かった。

「さて、教室に着きましたんでお先にどうぞ。」

ナルトは礼儀正しく、先に入るようにカカシに促した。

「ハイ、どうも・・・。」

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