暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
シャルシルとレヴィのぶらり紋様破壊の旅 in次元世界♪
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。耳長裸族さん達(あう〜、目のやり場に困るよぉ〜)の言語と似ている。さすがだ。ルシルには彼らが何て言っているのか解って、その上で会話も出来るんだ。
「@○§*☆」
「*¥◇ΠΨ」
そこで一度会話が途切れて、沈黙が流れる。どうしたのかな?って思ってルシルの声を掛けようとしたら、耳長裸族の方々が剣や槍や弓矢を構え始めた。
「うえっ!? なんで!?」
「ふむ。やっぱり適当では駄目だったか・・・残念だ」
ルシルがそんなことを言って、レヴィヤタンを抱えて即逃げ出した。っていうか・・・
「あなたの頭の中が残念だっつうのっ!」
尊敬して損も損、大損だ。
「私の尊敬の念を返せ、ルシル!」
全力ダッシュのおかげで何とか逃げ切って、無事に紋様を破壊出来ました。これからは、ルシルを尊敬しないようにしようと思った、まる
することはやめよう。そういえばこんなことも・・・
―――第26管理世界エルドラド
「こんな街中にもベルフェゴールは来て、紋様を描いていったわけ?」
私たちの目の前にあるのは賑やかな街並みと多くの人々。人が溢れていて活気づいている良い場所だ。
「・・・こっち」
レヴィヤタンの言うがままについていく中、ある店で信じられないものを見た。
「これって、ベルフェゴール・・・・だよね・・・?」
間違いなくそこに張ってあるのはベルフェゴールの写真。
「ん? ・・・バエルじゃなく、ベルフェゴールというのが本当の名なのか・・・」
ルシルがそんなことを言いながら、私の横からその写真を見る。無表情なのに、どこか満足そうにピースサインを決めているベルフェゴールの写真だ。その写真の下の空きスペースにはこう書かれている。
――超得盛りチャーハン(30人前)を3分で完食――
「「・・・・」」
えっと、何をやっているのか。紋様まで歩く中、その他にもベルフェゴールに関連するようなものがあった。
――ダンス大会に飛び入り参加で優勝――
――ミス・エルドラド特別賞――
――市民のど自慢大会優勝――
「「・・・・」」
ベルフェゴール、お前は一体何をしようとしていたの。本当に謎ばかり残して逝ってしまったね。出会い方が違えば、たぶんそれなりの知り合いになれたかも・・・。で、その世界の紋様は比較的楽に破壊出来た。
そんなこんなで、ようやくここミッドチルダの紋様だけとなった。レヴィヤタンは全く疲労の色が見えないのに、ルシルはそれはもう酷い顔色だ。たぶん私も似たようなものだ。あんだけ走って叫んで・・・。
「あとは・・・ここだけ・・・」
着いたのは自然が多く残る空間。そう言えば、アルトセイムってフェイトの故郷だったっけ。
「・・・|
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