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鉄槌と清風
8部分:8:爆撃機来襲
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っ」

 「はっ、わかりゃいいんだよ!」

 二人のやり取りを見ていたはやては、くすくす笑い…

 「仲えぇなー、家のふつつかなヴィータをよろしくなぁ」

 爆弾を投下した。

 「なぁー、なにいってんだ、なんでこれとよろしくっ?!」

 「そ、そうだよはやて、なにいってんだよ!?」

 「せやかて、仲よしさんにしかみえんし、いまも息のあった漫才みせてくれたやんか」

 「「漫才じゃねぇ」」

 「ほら、いまも息ぴったりや」

 ばばっと、お互い向き合い…ふと気付けば、お互いの顔が目の前で

 「「うわっ」」

 ざっっと離れ、距離をお互いに取り合う。

 「つーか、八神さんだっけ、結局からかいにきたって、事でいいのか?」

 距離を取り直して落ち着いたのか、最初の頃の疑問が出てくる。

 「あぁ、ごめんなぁ、二人の反応が楽しくてわすれとったよ…って、私の事ははやてで、ええよ、同い年くらいやろし」

 「楽しいって、はやてぇ…何処が楽しいんだよ」

 「全部や…ま、それは置いといてなんやけど、良彦君、昨日はありがとうな、ヴィータがなんやごちそうなったみたいで」

 「ん、あぁ…別にいいよ、あれだってもともと礼のつもりだったんだし」

 「せやけど、良彦君の分まで食うたんやろ、ヴィータ?」

 「だってよー、あのシュークリームギガうまだったんだよ」

 「まぁ、翠屋さんのは、美味しい言う噂やしな、そっちは置いといて、や…良彦君、良かったらなんやけど、明日にでも家きーひん?」

 「それは、あれか…逆なんっ…ってぇーな、ヴィータ!!」

 「お前馬鹿だろ、はやてが逆ナンとかしねーっての」

 「んな事はわかってるよ、小粋なジョークだよ気付けよっ」

 「はっ、鼻の下のばしてなにいってんだ」

 「伸びてねーしっ、つかなんでお前が怒るんだよっ」

 「そりゃ、おまえ、あたしははやてのsy」

 何か言おうとしたヴィータを、ザフィーラが昨日のように抑えつける。

 「おもっ、あつっ、どけよザフィーラっ」

 じたばた、じたばた、じた…ばた…ぱたっ。

 「あれ暑いんだよな…」

 昨日の事を思い出したのか、冷や汗をたらりと流す良彦。

 「まぁ、あっちは置いといてやね、どうやろ、お家の人心配するなら、こっちからも連絡入れてもええけど?」

 「置いとくなよっ…と、まぁ別に俺は平気だぞ、というか一人暮らしだしな、世話になってる人がいるからそっちだけ、断ってけばいいし」

 「その年で、一人暮らししてるん?」

 「ん、つか…天涯孤独でな、だから一人、隣の家の人が世話してくれてるんだ…そろそろ助けないとヴィータ動きとまったぞ」

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