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真似と開閉と世界旅行
起死回生〜
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、かっ!?」

ドゴォン!

瞬動で踏み込み、今度は腹に叩き込む。そして・・・

「気功破!」

ズン!

「がっは・・・」



もう一発・・・!

「ザケん・・・な!」

ガキィン!


咲が腕を出し、擬音と競り合う。

「なろっ!」

地面を蹴り・・・咲の目に砂をかける。

「っぐ・・・てめぇ!」

気配を消し、無心となって背後に回る。

「(・・・終わりだ)」


『・・・っ・・・!・・・咲さん!背後右四十五度!!』


「っ・・・!!」

ガキィン!

「なっ・・・!」

「調子に・・・!」

咲に弾かれ、隙が出来る。咲は腕に溜め・・・

「しまっ・・・」

「乗ってんじゃねぇ!!」

ズガァァン!

「っが・・・!」

闇をぶつけられ、そのまま地面を転がる。


「ぐっ、ち、畜生・・・がはっ!」

血を吐き出す。・・・中にまでダメージが入ったのか。

「リパル・・・」

『オイラには黙って見ている事なんて出来ないッス。今やってることはおかしいッスけど・・・オイラは咲さん信じるッス。咲さんはもう無意味なことしない筈ッスから・・・』


「・・・サンキュー、リパル。これなら確率が上がる」


「はっ・・・また・・・二対一か・・・?」

気合いで立ち上がり、擬音を逆手に持って右手で迷切を引き抜く。


「二人で一人と思ってくれよ。リパル、剣だ」

『ッス!』



咲がダークリパルサーを持ち、手斧を空間に投げ入れる。

「・・・っ!」

俺は瞬動を使おうとするが・・・

「閉じろ」

それよりも速く、咲が目の前にいた。

「・・・!!」

「そんくらいの芸当なら俺も出来るんだよ!」

ビュン!

ギリギリで避ける。

「っぶな・・・いな!」

踏み込み、擬音を振り下ろしてから迷切で切り上げる。

ガキキン!


「っ・・・ハァァ!」

横一線。それを逸らして蹴りを叩き込む。

ガツン!

「ぐっ・・・やっぱり真っ向勝負じゃ分が悪いか」

『距離を開きながら隙をつくッス!』

「ああ!」

咲が手に銃を持つ。

「タイトバレット!」

「うっ!?」

飛来した銃弾を弾いていく。・・・やっぱりこっちのが咲らしい戦い方か・・・!

「射出!」

「なぁ!?」

更に大量の武器が飛んでくる。それの対応に気を取られ・・・

『っ、今ッス咲さん!』

「応よ!」

咲が飛び込んでくる。

「コイツ・・・がっ!?」


飛来した武器が擦り、よろめくが・・・それでもなんとか立ち直して咲の一撃
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