無印編
第三話 サヴェレンティのドジは危険?
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「!?これは…」
「ジュエルシードが発動したんだ!」
その頃、夜知家にいたフィアとユーノはジュエルシードの発動を感知していた。
「春亮、ウシチチ、クロエ行くぞ。」
「ああ。」
「分かりました。」
「さあ!今回もふぃっちーの勇姿を撮らんとな!!」
一同はジュエルシードの発動した場所のすぐそこまで来ていた。すると、春亮がある事に気付く。
「なあ、こっちって確か白穂の家の方向じゃないか。」
「そう言えばそうですね。まさかサヴェレンティさんがうっかりジュエルシードにさわって発動させたとか…」
「・・・あり得るな。」
このはの推測を聞いて、春亮もまたそうではないのかと思う。
「ええと、いくらなんでもそれは無いんじゃないんですか?」
「いやユーノ、サヴェレンティならあり得るのだ。」
「じゃね。」
数分後、一同は白穂の家についたが…
「なんだこれ…」
その庭から“ジャックと豆の木”みたいな巨大な植物が天高くまっすぐ伸びていた。
「と、とりあえず行ってみるぞ。」
フィアはそう言って、家の裏から直接庭に入っていき、春亮達もそれに続いた。
そして庭に入ると、巨木の根元で白穂が気絶していた。
「白穂!」
それを見た春亮が慌てて彼女に駆け寄る。
「大丈夫か、しっかりしろ。」
「ううっ…」
春亮が抱き起こすと、白穂は目を覚ました。
「気安く触らないでよ!人間!!!」
そして彼女は春亮にビンタを食らわせて、立ち上がる。
「それよりシラホ、これは何なのだ。まさか…」
ビンタされた春亮を無視し、フィアは巨木を指差しながら白穂に聞いた。
「あ!?そうよ、お願いサヴェレンティを助けて!」
「・・・やっぱりか。」
あまりに予想通りだったため、フィアとこのはは頭を抱えた。
「まあいい、行くぞレイジングハート!」
〈了解、マスター。〉
「レイジングハート、セットアップ!」
フィアはレイジングハートをセットアップする。
「う〜ん・・・やっぱり毎回ちゃんと変身の呪文は全部言わんと物足りんねえ。あと、変身するたびに口上も上げてもらわんと。」
「そんな事言ってる場合ですか。」
ビデオカメラを回しながら呑気な事を言う黒絵にこのはがツッコミを入れた。
「フィアさん、この場合はどこかにあるコアを探して封印しないといけません。」
そんなやり取りを他所に、フィアの肩に乗っているユーノが言った。
「解った。レイジングハート頼む。」
〈エリアサーチ〉
レイジングハートが探索魔法を発動させ、コアを探した。そして、かなり上の方にある事が解った
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