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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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理しないで」
「……互いにな」
二人は背を向けあった状態で二方向に飛んだ。なのははヴィヴィオがいるであろう玉座の間へ、ヴィータは駆動炉を破壊しに向かった。
地上の旧市外ではエリオ、キャロとわかれたスバルとティアナがそれぞれの敵と対峙していた。
ティアナとスバルは最初二人で行動をしていたものの、ナンバーズたちによって分断されてしまったのだ。ティアナはボロボロになったビルの中で三人のナンバーズと交戦をしていた。
外にでようにも別のナンバーズの力なのかビル全体が結界のようなもので取り囲まれてしまっている。
……最悪な状況ね。あっちは三人こっちは一人。
瓦礫の影に隠れながらティアナは愛機であるクロスミラージュを構え、大きく息をついた。
「……弱気になっちゃだめ。あの人にも言われた、どんなに危機的な状況になっても諦めるなって」
もう一度大きく深呼吸をしたティアナの目にははっきりとした覚悟の光と、闘志が渦巻いていた。
そのビルより離れること少しの道路上に二人の少女が対峙していた。
一人はスバルであるが、もう一人はギンガだ。しかし、ギンガにはいつもの様な快活な表情が見られない。まるで感情を奪われてしまったかのようだ。
「ギン姉……」
「……」
スバルの呼びかけにも全く顔を動かすことはせず、無表情のまま彼女はゆっくりと構えを取った。その行動にスバルは悲しげな表情をするものの、一瞬目を瞑ると覚悟を決めたように目を開け、ギンガと同じように構えを取る。
……決めたんだ絶対にギン姉を救いだすって。
「待っててギン姉。絶対に助け出してみせるから!!」
宣言したスバルはマッハキャリバーを駆り、ギンガとの戦闘にはいった。
そしてスバル、ティアナと離れたエリオとキャロも自分達が戦うべき相手と相対していた。
「ルーちゃん……」
キャロとエリオは黒い服を纏った召喚師の少女、ルーテシアと共にビルの屋根で対峙していた。するとルーテシアは右腕を前に突き出すと、
「……ガリュー」
言うと同時に彼女から黒い魔力の塊が溢れ、それが人型を形成していく。それは黒い鎧を身につけた人のようにも見えるが、人とは全く違う異質な存在、ルーテシアの召喚獣だ。
ガリューはルーテシアを守護するように彼女の前に出る。それをみたエリオもまたキャロを守るようにストラーダを構え、ガリューを見据える。
「ガリュー。君もルーを守るって心があるのなら、こんな戦いは無意味だって教えてあげないとダメだよ!」
エリオはガリューに呼びかけるが、ガリューはそれは出来ないというように首を振り改めて構えをとる。
エリオもキャロもそれ
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