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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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に入った。
「……
斬閃響壊
(
ざんせんきょうかい
)
……
龍哮
(
りゅうこう
)
ッ!!」
技名と共に振りぬいたその長大な刀身から一迅の斬撃が轟音とともに撃ちだされ、なのは達の前方のガジェットを切り刻んでいく。しかも切り刻まれたガジェットの近くにいたガジェットすらも斬撃の余波なのか細切れにされていく。
『すっご……』
『ある意味シグナムの技より凶悪だな……』
なのはの驚愕の声とヴィータの呆れにも似た声が思念通話で漏らされた。しかし、なのは達はすぐさま聖に礼を言うと、一気にゆりかごの中に飛んでいった。
その姿を見送りながら聖は指定された座標へと向かった。
その斬撃を遠目で見ていたシグナムも驚嘆の声を漏らしていた。
「凄まじい攻撃だな……」
「はい。目測ですが、恐らくシグナムの飛龍一閃よりも力があると思うです」
シグナムの横にいるリインも同じく驚きを孕んだ声で聖の斬撃を分析した。するとシグナムは小さく笑った。
「私も負けてはいられないか……急ぐぞリイン」
「ハイです!!」
シグナムとリインは共にゼストが向かっているであろう地上本部へ急いだ。
フェイトもまたスカリエッティが潜んでいる洞窟の前に降り立った。洞窟の前にはヴェロッサとシャッハがフェイトを待っていた。
「アコース査察官、シスターシャッハ、お待たせしました」
「大丈夫です。では……ロッサ!」
「わかってるよ。とりあえず僕の
無限の猟犬
(
ウンエントリヒ・ヤークト
)
で探索をしてみたけれどここに奴等がいることは確かだ。覚悟はいいかい?」
「大丈夫です、聖やなのは達と約束しましたから」
フェイトの返答を聞いたヴェロッサは
無限の猟犬
(
ウンエントリヒ・ヤークト
)
を自身の周りに展開させた。シャッハもまたいつもの修道服からバリアジャケットを纏った。
3人は顔を見合わせると、洞窟の中へとはいっていった。
なのはとヴィータも無事にゆりかごの中に潜入することに成功したものの、二人は体が少し重くなったように感じた。
「これって……」
「AMFだな……。しかもかなり濃いぞ、ガジェットとかシャレにならねぇ」
なのはとヴィータは顔を見合わせながら苦々しい表情を浮かべるものの、そんなことを気にしていられないといった風にヴィータが切り出した。
「なのは。アタシは駆動炉を潰してくる。いくら大昔に猛威を振るった戦艦でも駆動炉さえ潰しちまえばなんとかなんだろ」
グラーフアイゼンを肩に担ぎなのはに告げたヴィータに、なのはは一瞬何か言いたそうな顔をしたものの、静かになずくと、
「……わかった。お願いね、ヴィータちゃん。だけど無
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