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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
開戦
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 そして凡そ十分後。聖達隊長陣と新人達は出撃ポートにて顔を合わせていた。なのはは新人達の前に出ると彼等に笑顔で言った。

「皆、今までよくがんばってきたね。今日でこの今までの戦いは終わりになるけど、多分今までで一番激しい戦いになると思う。だけど忘れないで、みんなは今まで多くの訓練を積んで来た。辛いこともあったけど乗り越えてきた。これから始まる戦いでは自分達がやってきたことを信じて、どんな時でも諦めないで戦い抜いて」

「「「「はい!!」」」」

 なのはの激励に新人達は力強く頷いた。その様子を満足そうに見つめるなのはだが、ヴィータがなのはのとなりに眉間に皺を寄せながら立った。

「いいかテメェら! もう現場じゃあたし達はお前らをサポートすることは出来ねぇ! だけどな、さっきもなのはが言ったけどよ、どんな危機的状態でも決して諦めんじゃねぇ!!」

 怒鳴り声にも似た激励だったが、新人達にはしっかりと通じたようで四人はそれに嬉しそうに頷いた。

「んじゃ、隊長達の激励も終わったことだし……行くか!!」

 聖が言うとシグナムとはやて、ヴィータが先に出撃ポートから飛び立った。それに続き新人達がヘリに乗り込み出撃した。それを見送った聖はなのはとフェイトに目を向けた。

「二人とも、無理すんなよ」

「聖くんもね。あと……」

 なのはが答えると、彼女は不意に聖の頬に顔を寄せ唇を聖の頬に押し付けた。

 それに顔を赤らめる聖だが、それに有無を言わせないようにフェイトまでもが聖の頬に唇を押し付ける。

「な、ななななな……!」

「えへへ、じゃあ先に行ってるね聖くん!」

「私も」

 二人は若干顔を赤らめながら飛び立っていった。その様子を自分の頬に触れながら聖がボーっと見ていると、

〈ホラ、何してるんですか聖様。余韻に浸ってないでさっさと行きますよ〉

「バッ!? 誰も余韻なんかに浸ってねぇよ!!」

〈どーでしょうかねー。内心でエロイことでも考えてたんでしょう? この淫獣〉

「だーかーらー!! ……ハァ、ここでお前と言い合ってもしゃあなしだな」

〈ええ、そうです。だからっさっさと出て下さい〉

「どっちがはじめたことだよ!!」

 聖は毒づきながらもバリアジャケットを展開しながら飛び降りた。

 バリアジャケットを展開し終わった聖ははやてたちの元へと向かう。

「よし、全員集まったな。ほんならさっき言ったとおり、これからは個人で分かれるで。あと、今からリミッターを外すから皆手加減なしで思いっきり戦いや!!」

 はやてが言うとほぼ同時に聖の身体に一瞬軽くなったような感覚が走った。能力リミッターが解除されたのだ。なのは達もそれは同じなようで、なのははすぐさまバリア
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