第4話 晩御飯
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てある棚の引き出しを開け箸を取った
一人暮らしだったもんで箸なんて一組しかない。それも可愛らしい物でもないシンプルな箸
「不恰好で可愛くもないけどこれでいいかい? ってもこれしかないし」
幽々子「はい!! でも幾斗さんはどうやって食べるのですか?」
「爪楊枝か何かで刺して食べるよ」
幽々子「じゃあこのお箸使ってください♪」
すると幽々子はさっきオレが渡した箸を突きつけてくる
「幽々子はどうするんだ? 間接キスとか嫌だろう?」
オレがそう言うと幽々子は困った顔をする
そして何か閃いた顔をして、箸を使いハンバーグを食べる
さて、一件落着ってとこか、風呂を入れてこよう
幽々子「幾斗さん♪」
「はい?」
幽々子はハンバーグを一口サイズに切り、箸で掴む
掴んだハンバーグをオレに向ける。そして幽々子は笑顔でこう言った
はい幾斗さん、あぁ〜ん♪
オレはその光景を目にし、泣きそうになったが涙を堪えてハンバーグを食べる
「美味しい」
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