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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
006   恐怖と   説教と   電撃コンボ
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なお譲ちゃん。俺の天国が壊れちまう。」
「あなたにとっては天国でも、私たちにとっては地獄よ!もうこれ以上私たちを苦しめないでよ!」
「おめえらの意思はどうでもいいんだよ!だまらねえと犯すぞ!」
「どうしようもない変態野郎ね!キモいよ!近寄らないで!」
「いい加減にしろよクズ女が!」
男はタコヤミーに姿を変え、触手で少女を捕らえる。
「いや!離して!」
『ふざけやがって!ここで俺に逆らうことがどういうことかじっくり教えてやるよぉ・・ひゃぁぁぁぁぁぁぁッはぁぁぁぁぁぁぁ』
そのとき、


――――ブロロロロロロロォォォォ――――



工場の壁を突き破り、二台のライドベンダーがタコヤミーに突っ込む。
ラルフは少女を助け、蓮矢はタコヤミーをはねる。
突然の出来事に少女たちは工場の隅のほうへ逃げる。
『ゲハァ!ッッてめえぇらかぁ!何の積もりだ!!』
「変態野郎を止めに来た。ってとこか?」
ヘルメットを取りながら蓮矢が言う。
『黙れぇ!もう限界のくせに、なにをほざきやがる!』
怒り狂ったタコヤミーが叫ぶ。
「限界だ?勝手に決めんじゃねえよ。俺の限界は決めないし、他人にも決めさせない・・・決めてたまるか!」
蓮矢は、オーズドライバーを装着しながら言う。
「(力を・・・もっと強い力を・・・俺に・・・!)・・・変身!!」
『クワガタ!カマキリ!バッタ!〜〜、ガータガタガタキリバ♪ガタキリバ♪』
そこに、昆虫の力を司る戦士は復活した。
「仮面ライダー?」
「うん、かめんらいだーだ」
「仮面・・・ライダー・・・」
「仮面ライダー!」
「仮面ライダーだ!」
少女たちが次々にその名を口にし、歓声を上げる。
その声を聞いたオーズは言う。
「仮面ライダーか・・・俺でもなれたんだな。」
『「満足そうだな?」』
ラルフが笑う。
「いや、なっただけじゃ満足しない。・・・仮面ライダーなら仮面ライダーとして・・・戦う!!」
言葉とともに、オーズの目が輝く。
『ハッ!なにが仮面ライダーだ!だせえだせえ!死んじマイナア!!』
タコヤミーは触手を伸ばし、オーズを襲う。
「・・・・甘い!!」
しかし、オーズを捕らえることは出来ず、カマキリソードで切り裂かれてしまう。
切られた触手は力なく地に落ち、セルメダルに還る。
最早、生半可な臆病者の動きではなかった。
『あ!?なんダト!?俺の触手が!』
「悪趣味なもん・・・向けんじゃねえ!!」
オーズは飛び上がり、天井を突き破る。
『逃がすかア!』
タコヤミーも軟体化して外に出る。しかし、屋根の上にオーズはおらず、タコヤミーは辺りを見渡す。
『くそ、ドコダ!?』
そのとき、タコヤミーの肩を誰かが
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