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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
006   恐怖と   説教と   電撃コンボ
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いやぁぁ!離して!離して!」
「お父さん!お父さああん!!」
男性二人が物言わぬ亡骸と化し、二人の女児が 泣き叫び助けを求めていた。ほかにも、女性、男性
男児が殺されていて、残った女児は逃げ惑っていたが、その蛸のヤミーがすばやく、逃げられずにいた。
そこへ、二人のライドベンダーが到着、蓮矢は体当たりをして、ヤミーから女児たちを引き剥がした。
「速く逃げて!」
『「メズールの有機ヤミーか・・・氷乃蓮矢、一気に決めろ。」』
「もう融合を・・・」
そういいながら蓮矢は、クワガタとバッタのメダルをベルトに入れる。
しかし、アームパーツのメダルはカマキリではなく・・・トラだった。
『「・・・!?貴様どういう・・・!」』
「・・・、変身!」
『クワガタ!トラ!バッタ!』
驚くラルフを他所に、蓮矢はガタトラバに変身すると様子を伺うかのように電撃を放つ。
しかしタコヤミーは触手をアースにしながらオーズに突っ込み、その触手で一撃、更には足を軟体化させ、オーズを拘束した。
「う・・・ぐう!放せ!こいつ!」
『ヒャハハ!!情けねえなメダル仮面!そらそら!潰れちまえ!』
「ぐあああああああああああああああ!!!!」
ギリギリと、体を絞られるような痛みがオーズを襲う。
タコヤミーは抵抗をさせんとばかりに締め付ける。
『「あのバカが・・・はあぁ!!」』
見かねたラルフが衝撃波を放ち、オーズを解放した。
『ウゴガッ!?チッ、てめえもやんのかよ!どいつもこいつも俺の天国ヘヴン行きを邪魔しやがって!みんな逃げちまったじゃねえか!ケッ!興ざめだ!』
タコヤミーはそうはき捨てて、公園から離脱した。
「あいつ、幼女集めて何する気だよ・・・」
オーズは引き気味に言う。
『「大方、全部自分のものにする気だろう。」』
ラルフの言葉に、「うぇ」とオーズは吐き気をもよおした。
「助かったよ。ありがとう。」
蓮矢は変身を解いてラルフに言う。
『「・・・話がある。さっさと帰るぞ・・・」』
憤りを分かるように撒き散らしながら、ラルフはライドベンダーに向かった。



















・・

・・・

・・・・















『「さっきはどういうつもりだ?」』
ラルフは、低い声でたずねる。
「…何がだ?」
少し間を置いて蓮矢が返した。
『「さっきの戦いだ。何故ガタキリバにならなかった?」』
「!・・・・・・」
その問いに、蓮矢は黙り込む。
『「あの表面だけの敵なら、コンボで一蹴出来た筈だ。それを・・・わざわざ死にに行くようなことを・・・。」』
「・・・・恐いんだよ・・・
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