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奇跡が起こる時
第三章
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は最後の試合で近鉄、そして阪急両方の選手達から胴上げされたのだ。彼は西本と並ぶ最高の花道の去り方をおくれた幸運な男であった。
 球場はまだ歓喜の渦に包まれていた。選手達は旗を手にグラウンドを回る。
「何時までも続いて欲しいな」
 誰かが言った。それはその場にいた全ての者の考えであった。
 あの時の熱い想いは今も大阪近鉄バファローズの中に残っている。そしてその熱い心をそのままに今日もグラウンドで戦いを繰り広げているのだ。



奇蹟が起こる時    完



                  2004・7・1

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