暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos15日常の新たな友・非日常の討つべき敵〜Wiedersehen〜
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とにした。まずはシャマルのとこに寄ろうと思うたけど、読書の邪魔するのも悪いし、『シャマル。ちょお友達が出来たから、その子とお話ししてくるな』思念通話で断りを入れておく。

『あ、はい、判りました。何かあればすぐに呼んでくださいね。すぐに飛んで行きますから』

『大丈夫やよ。同い年くらいの子やし、優しそうな子やもん』

『そうですか。判りました。では私はあの場所で読書を続けてますから、お帰りの際は呼んでください』

『了解や♪』

シャマルに報告して、わたしはすずかちゃんに車椅子を押してもらって友達が居るってゆう場所、図書館の奥にある個室の自習室エリアに向かう。

「ここだよ、はやてちゃん。みんな優しいから、すぐに仲良くなれるよ」

「う、うん」

「みんなお待たせー」

すずかちゃんが扉を開けて、わたしを先頭に(車椅子(わたし)を押してもらっとるから当たり前やけど)入り口を潜った。室内には5人の女の子が居った。みんなの視線がわたしに向けられた。困惑されるんかなって思うたけど、その子たちはパアッと顔を輝かせた。

「なによ、すずか。どこでそんな可愛い子を引っ掛けてきたのよ。やるじゃない」

「アリサちゃん、なんかおじさん臭い・・・」

「えへへ。紹介するね。八神はやてちゃん」

「は、はじめまして。八神はやて言います」

自己紹介すると、活発そうな雰囲気を纏ってる金髪の女の子がニッと笑みを浮かべた。栗色の髪の女の子に、アリサちゃん、って呼ばれた子や。

「あたしはアリサ・バニングスよ。よろしく、はやて」

「私、高町なのは。よろしくね、はやてちゃん」

「私はフェイト・テスタロッサ。そして・・・」

「アリシア・テスタロッサだよ♪」

栗色の髪の子がなのはちゃんで、アリサちゃんと同じ金髪やけど綺麗な紅い瞳の子がフェイトちゃん、そして妹のアリシアちゃん。あともう1人。綺麗な水色の髪にピンク色した瞳の女の子が居る。そやけどその子はジッとわたしを見たまま。わたしの顔に何か付いてるんかなって思うたからすずかちゃんに訊いてみようとした時、「えっ?」その子の両目から涙が溢れてきた。
いきなり泣いたその子にはビックリや。わたし何かしたんかな?ってちょう不安になる。でも他の子たちはそれほど驚いてへんみたいで、優しくその子の側に寄って、その子の手や肩に手を添えたり体を寄せたりした。ホンマに仲がええんやってことが判る。

「ご、ごめん。急に泣いたりして。驚いたよね。なのは達もありがとう。えっと、コホン。わたしはイリス・ド・シャルロッテ・フライハイト。みんなにはシャルって呼んでもらってるから、はやてもシャルって呼んでね」

おお、ルシル君みたいに長い名前や。シャルちゃんは涙を袖で拭ってニコッて可
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