暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos15日常の新たな友・非日常の討つべき敵〜Wiedersehen〜
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願いするわ」
「「主はやて・・・。その命、確かに承りました」
シグナムとシュリエルがわたしの前で片膝をついたから「んもう、そうゆうんはやめてって言うたやんかぁ」溜め息をついてしまう。そんな時にルシル君たちとは別行動やった2人、「ただいま帰りました〜」ってシャマルと、「戻りました、主はやて」ザフィーラが帰って来た。
「あの・・・どうしました?」
土下座するルシル君、片膝ついて礼の姿勢なシグナムとシュリエルを見たシャマルが小首を傾げた。わたし達はさっきまでしてた話を2人にもする。当然2人は困惑したけど、わたしがこのまま蒐集をやり続けることをお願いしたら、
「はい、判りました。全力で生きる、それが私たち全員の決意ですもんね」
「我が拳と魔導が、主はやての未来への路を切り拓きましょう」
シャマルとザフィーラも受けてくれた。でもまずは「間違って蒐集してもうた人たちには謝らなアカンなぁ」
みんなのリーダーとしてその人たちに謝りたいからそう言うたんやけど「はやての口調は特徴的すぎるから、最悪、素の時にすぐに感づかれる可能性がある」ってルシル君にあっさり断られてしもうた。
一応わたしにも、楽園の主オーナー、ってゆうコードネームと、デフォルメされたタヌキの被り物も用意されてあるんやけど・・・。う〜ん、そんなに特徴的かなぁ、関西弁。ルシル君ら異世界人には馴染みが無いかも知れへんからそう思われとるんかもな。
「俺が責任を持って謝罪するよ。ミスした張本人だしな」
「そうだな。お前が謝れ、頭を深々と垂れて」
「いや、ルシリオンだけにはさせん。私も謝ろう。お前が情報確認を怠ったのが原因だが、撃墜したのは私だ。それは私が責を負わなければならないものだ」
「・・・じゃああたしもだな。あの白い奴にはあたしが謝らねぇとな」
シグナムとヴィータが撃墜してもうた人たちのことを思い出したんか苦い表情を浮かべた。結局はパラディース・ヴェヒターの将で、失敗を犯した張本人のルシル君、そしてシグナムとヴィータが代表として謝りに行くってゆうことに。
でもどこに行けば会えるか判らへんから、あちらから接触してくれるのを待つってルシル君は言うてた。その間は現場であるこの世界からあまり離れず、近くの世界で蒐集をするとのことや。
?―?―?回想終わりです?―?―?
「どうしましたかはやてちゃん?」
「え、あー、ううん、なんでもないよシャマル」
わたしの乗る車椅子を押してくれてるシャマルに笑顔を返す。わたしとシャマルは今、風芽丘図書館に来てる。最近はルシル君の授業もなく与えられた課題を熟すだけの自習ばかり。それが終わると当然暇を持て余すことになる。
ルシル君と一緒に料理、ルシル君と一緒に食事、ルシル君と一緒に買い物
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