暁 〜小説投稿サイト〜
SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 前編
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
男が一瞬でりくやに肉薄する。と

?「ショウッ!」
奇妙なかけ声と共に、振り上げた片手斧を薪を割るように一気に大上段から振り下ろす

りくや「孤月閃っ!」
それに対してリクヤは、迫ってくる斧めがけて半月を描くよう剣を振り上げる

?「ヒィ……ヤッ!」
その瞬間、ギュンッ!音を立ててと剣の軌道が変わった。
振り下ろしかけていた腕を男は無理矢理まるで巻き戻すかのように振り上げると、そのまま腕を逆に一回転。一瞬のうちに、振り下ろしが振り上げに切り替わりりくやに迫る。

りくや「くっ…間に合わっ……」
動きが少々大きいため次の技に移行する前に謎の切り上げが俺を襲う。とっさにバックステップを取るも間に合わず服に大きく縦に一閃入った。どうやら体も少し切られたらしい。

りくや「…つぅ……なんだよ、その体は……」
?「鍛錬の賜物。とか言ってみれば格好つくんですけどぉ、ただの曲芸で〜す!たんなるフェイントってやつです……よっ!」
言いながら男は再び斧を振り下ろす。とその勢いを利用して身体を大きく回転させ、打ち下ろしの蹴り。続けて更に右手から左手に持ち替えた斧が迫り、更に蹴りが迫る。

りくや「っ!……獅子天吼弾!」
敵の攻撃を体を反転させて避けて、蹴りと同時に獅子の形をした衝撃波を放つ、さらにそのまま剣で薙ぎ払う

?「おわっち!?なんすかそれぇ!?」
巻き起こった衝撃波をバックステップで男はかわす。そのまま剣の追撃を……

?「妖術……だったりして!」
剣に左に回転しながら身体入れ替えるようにかわし、そのまま横なぎに斧を振るう。

りくや「童話作家直伝のただの技だよっ!」
剣の勢いを止めず、瞬時に一回転して斧にぶつける

?「わっふ!?」
半ば体制を崩しながら斧を振った男と、既に振っていた剣をそのまま振り切ったりくや。剣に勢いが乗るのはどちらかなど考えるまでもないだろう。
りくやの剣圧に押され、斧を弾き返された男が小さくたたらを踏む

りくや「悪いけど…」
この隙に一気に近づきアッパーを繰り出し自分も飛び上がってかかと落としをし、ゆかとまったく反対方向へ蹴り飛ばす。

?「ぐむ……!?」
体制が元来崩れていた所に更に連撃を叩き込まれた男は当然抵抗出来ずに正面から連打を受ける。
かかと落としをそのまま受けた男は一気に地面へと急降下する

りくや「決めてやる!斬空刃無塵衝っ!!」
そして自分の最大の速さで近づき居合いのように剣を振り抜いて切り刻む。

?「わぉう!?」
何をされたか分からなかった。と言うのが一番正しいだろう。
一撃でありながら連撃。そんな居合いを受けた男は、なすすべも無く森の向こうへと吹き飛んだ

りくや「はぁ……はぁ……あ……ゆかさん……!」
結構吹きとんだ斧
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ