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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
五章 幕間劇
久遠と一日買い物デート
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じゃないかなって」

「はぁ!?お前、結菜の土産を買うんじゃないのか?」

「あのな、一応言っておくが周りから見ると、俺と久遠は今逢い引きだと思われてるぞ。だったら、これは土産ではなく贈り物としてだ」

と言ったら顔を赤くした久遠だった。たぶん逢い引きと言ったからかな。と久遠は他に目にいってるためなので、こっそりとこの二つの髪飾りを買った。

「なかなかいいの、見つからないね」

「うむ。真剣に見定めると、難しいものだな」

何件か回ったが、久遠のお気に召した物はないらしい。こだわりが強いようだ、だから決められずにいた。

「少し考えをまとめるか・・・・」

「なら、どこかでお茶かお昼にしよう」

時計を見ると、もう昼時だ。

「そうだな。少々腹も減ってきた、飯にしよう」

「あ、一真様!」

「久遠様ー!」

久遠とどこか昼飯でも食うかと言ったら、ひよ達が来た。しかもエーリカと沙紀もいた。

「おう。今日はエーリカと沙紀も一緒何だな」

「はい。エーリカさんに、堺を案内してもらいました。詳しいところは沙紀さんが教えてくれましたけど」

そしたら沙紀の手にはスマホがあった。なるほど、エーリカには堺の町を知っている所を案内して、沙紀はエーリカでも知らない所をご案内か。やはり連れてきて正解だったな。

「ええ、沙紀さんは私でも知らない所を案内してもらってました。来た事ないんですよね?」

「まあな。だけど知識ではあると言ってもいいだろう。沙紀ご苦労さん」

と言ったら敬礼した沙紀。俺も一応敬礼したら、詩乃が海の魚がうまいと言っていた。湊町だもんな堺は。貿易港な訳だし、堺も立派な漁港がある訳だ。確か明石辺りは潮の流れも速いから、魚は特に美味しいんだよな。

「はい。先程皆さんと、明石の蛸を頂きましたが、とても美味しかったですよ」

「あれ?南蛮の方は食えないんじゃなかったか?」

「他の国では悪魔の化身と呼んで食べない国もあるようですが・・・・ポルトゥス・カレでは普通に食べますよ」

「あんな美味しい物を食べない国があるんですか?もったいないなぁ・・・・」

「一真様達、お昼ご飯は?」

「まだだ。これから食おうと思っているがいい所はないか?」

「隊長、この通りの向こうに新鮮な魚を出すお店がありますので、そこに行かれてはどうでしょう?データは送信済みです」

と沙紀から新情報を頂いた俺は、早速スマホを出すとデータがあった。そこに行くかと久遠に言ったら異存はないと言ったので、俺と久遠はそこに行く事にした。

「俺達はそこに行くが、皆はこれからどうするんだ?」

「はい。エーリカ殿と沙紀殿と一緒に、もう少しこの辺りを回ろうかと」

「そうか。ではま
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