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〜新撰組〜
原田×藤堂 〜適当に・・・〜 第4ラウンド

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「お前らは、後悔しないんだな??」

土方は怒鳴るようにそう藤堂と斎藤に言った。

「・・・はい」

藤堂と斎藤は答えた。原田はその藤堂の答えに納得がいかなかった。苦しそうに・・・あぐらをかいている。

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「斎藤・・・どうだった?」

「・・・はい。あたりでした。局長を暗殺しようとしてます」

やっぱりという顔をした、土方。

「わかった・・・明日、伊東を暗殺する。いいな!近藤さん・・・」

近藤は悲しそうな顔で口を開いた。

「平助だけでも、生かしておけれないだろうか・・・」

原田はその言葉に救われたかのような顔をした。

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「よし!行け??」

「なんだ!新撰組だ??」

「なんでだよ!土方さん!」

藤堂は剣を抜いた。

「平助!すまん!」

土方は、剣を抜いた藤堂を「殺せ!」と原田に命じた。

「平助・・・ごめんな!」

ザッ!

「左之さ・・・ん・・・ありがと・・・大好きだ・・・!」

原田は、自分の手で殺した藤堂の最期の最期までずっと、抱きしめていた。

「平助ぇ!・・・うっうぅ・・・ごめんなぁ・・・」

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平助が死んでから、3年後の5月・・・戦いで受けた傷がもとで江戸で亡くなった。
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