死の連鎖の始まり
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下らない日常 終わらない日々
そんな日常が続くと思っていた俺も皆も!
壁掛けの時計の針が10時を指していた時の事だった。
「じゃ行ってくるね空を。宜しくね紅」
「分かってる!」
そんな生返事をした紅はめんどくさそうに見送りをした
両親は毎週土曜日派にモールに行くそんな日課がある。何故なら卵が安いからだそうだ
バタン
扉の閉まる音を聞いて紅はすぐ鍵を閉め自室に戻るため方向転換して歩きだした。
行ったか。まぁいい、俺は部屋に戻ってISCの続きを!
ゾワ
紅の前身に悪寒が走る
「なんだ今の悪寒は!気のせいなら良いんだが」
紅はまだ知らない自分のいやな予感が的中するとは
ISC起動!という紅の声と共に大きな起動音が紅の部屋に響きわたる
ウィーーーーーン
「起動に時間がかかるのが難点だな!」
「起動スイッチを確認しました!」
女性のような声が聞こえると共に紅は珍しく上から目線の命令口調で言った
「ISC!マスターコードを確認しろ!」
「承知しましたマスターコードを言ってください」
「赤き悪魔」
「マスターコードを受諾しました! マスターを確認!声認証用のマスターコードを言ってください」
「紅」
「受諾しました!」
そんな事をしながら紅は時間を過ごした
コレでISCの初期設定を完了か!
小声でそんなことを言いながらふと部屋に置いてあるデジタル時計を見ると11時という文字が映し出されていた
「?」
ピコンっという音に気が付いたが何の音か少し紅は迷いそしてパソコンの画面の電源を入れた。
仁からチャットだ
仁とは紅の親友でちょっと変わった良い奴
「チャット板書」
「ルイ」今何してる?
「ペスト」ISCの調整だ
「ルイ」そうか忙しいよな
「ペスト」イヤ別に
「ペスト」そう言うお前は何してんだ?
「ルイ」俺は勇太郎と走り込みだよ
「ペスト」そうか大変だな
「ルイ」別に
「ルイ」もう昼か!昼飯食って来る!バイ
「ペスト」じゃあな!
そういうやり取りをして紅は画面の電源を切り自室から出て行った。
俺はお昼を食べたついでに空にぃの分におにぎり大量に作っとくか!
紅は二日酔いで寝ている兄の為に主婦のような手つきでおにぎりをたくさん作っていったそして作り終えるとまた自室に戻り画面をつけた
「チャット板書」
「ペスト」ルイいるか?
・・・
「ペスト」まだ飯か
「ペスト」・・・
アニメでも見るか!
紅がアニメを見ていてふと時計を見ると
「もう12時45分なのに遅いな仁?」
「チャット板書」
「ペスト」来たか?
「ルイ」あぁ来たぞ
「ルイ」何してたんだ?
「ペスト」アニメ見てた
(ぎゃ〜ぎゃー)
?
外からの悲鳴のようなものに紅が気が付く
「ペスト」ルイすまん!
「ル
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