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赤城と烈風
★改訂前
ライン演習作戦
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の為ライン演習作戦の開始が遅れる。

 5月18日バルト海南岸を戦艦2隻、重巡洋艦2隻が離れ海上交通線の襲撃に向かう。
 ドイツ海軍は重巡洋艦の戦列復帰を待ち、4隻に極力多数の散開砲弾を積み込んだ。
 英国空軍の偵察機から通報が届き、スカパ・フロー待機主力艦3隻も動く。
 主砲は調整中の『ロドネー』は戦闘を避けず、デンマーク海峡南方海域に向かう。
 『先導者』(ヴァンガード)と『ネルソン』も急ぎ、26.5ノット限界の『フッド』は遅れた。

 英国製3連装45口径16インチ砲6基は最大仰角40度、最長射程距離3万6358m前後に達する。
 榴弾使用時は最長射程距離3万8120m前後だが、徹甲弾で勝負を選んだらしい。
 『ネルソン』と『ロドネー』の遠距離射撃、929kg砲弾18個が『ビスマルク』を襲う。
 ドイツ製47口径380ミリ連装砲7基は最大仰角30度、最長射程距離3万6520m前後。
 『ビスマルク』と『グナイゼナウ』も遠距離射撃に移り、砲弾14個が弧を描く。

 改修後英国製42口径381ミリ連装砲4基は最大仰角30度、射距離3万3380m前後。
 数分後『ヴァンガード』が撃ち始め、879kg砲弾8個も弧を描く。
 大角度落下砲弾の直撃に『ネルソン』、『フッド』の準姉妹艦は耐えた。
 後部命中後に弾薬庫は誘爆せず、英国製大口径砲弾を『ビスマルク』に叩き込む。
 燃料タンク破損と重油漏洩は海上交通線の襲撃、ライン演習作戦の破綻を意味する。
 マルシャル提督は現実を直視、フランス西岸に緊急避難を選んだ。


・1941年5月24日、デンマーク海峡の南方

巡洋戦艦『ネルソン』『ロドニー』(45口径406_砲3基9門、50口径133_両用砲8基16門、39口径40_機関砲6基48門、30?)基準排水量4万600d
戦艦『ヴァンガード』
軽巡洋艦2隻

戦艦『ビスマルク』
巡洋戦艦『グナイゼナウ』(47口径380_砲3基6門、55口径150_速射砲6基12門、65口径105_高角砲7基14門、83口径37_機関砲8基16門、60口径20_機銃5基10挺、魚雷発射管2基6門、31?)
重巡洋艦『アドミラル・ヒッパー』『プリンツ・オイゲン』
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