第九十七話 危険な二機
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つまり、彼を逃してしまえば核融合炉の技術は世界中に展開するという事だ。いや、それならばまだましだろう。危険なのはその技術がザフトに独占された技術となってしまうことだ。
核融合は核分裂と違い事前の中性子の働きを必要とするわけではない。それはニュートロンジャマーが意味をなさず、ニュートロンジャマーキャンセラーの技術は無用の長物となるという事だ。
そして、それを握っているのは目の前のクラウ・ハーケンというパイロットであり、クラウが乗っているゲルググを含めた二機のMSだという。
「だとしたら、貴方をここで逃すわけにはいかない!」
核融合という技術を兵器としてでしか使おうとしない――――そんな相手を逃してしまえば、どれほど戦禍が酷くなってしまうのか。デスティニープランの以外にもキラにとって負けられない理由が出来た。
「僕が貴方を討つ!」
『やってみせな、枠を超えた化け物!』
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