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八条学園怪異譚
第五十四話 コンビニの前その十
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柿ピーに日本酒の瓶、あとは乾物もある。
 そうしたものを手にしつつだ、こう二人に語る。
「ではわしはな」
「研究の後で、ですね」
「お酒ですね」
「妖怪達と楽しくやるつもりじゃ」
 彼等とだというのだ。
「いつも通りのう」
「そうですか、それじゃあ」
「研究頑張って下さい」
 二人は博士にこうも言った。
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