第三章 [ 花 鳥 風 月 ]
三十二話 狂花の蕾
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僕は結界に触れると掌に術式を展開しさっきと同じ門を造り上げる、それを見たルーミアは関心した様な呆れた様な表情を浮かべ、
「…そういえばあんたそういう細かい術とか得意だったわね」
「まぁね、僕の人生経験からして生きるのに重要なのは小技なんだよ」
生きてきた年月の中で僕より強い存在、強力な能力持ち、強力な術使い、など山の様に居たが生き残っているのは僕だけだ。
その為生き残るには大技より小技の方がいい、と自分の中で結論付けている。そもそも僕の能力は強欲以外は戦闘にしか殆ど使えなかった、という理由もある。
「それじゃぁ行こうか」
僕とルーミアは門を潜り結界の中へと入っていった。
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