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鉄槌と清風
67部分:66:六課復帰/それぞれの休暇
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ど、全部は無理そうだね」

 「まぁ、急ぎのだけしといてくれりゃ、いいぞ」

 なのはの分をフェイトと良彦が処理し、其の他スターズ関連をヴィータが処理してるのだが、なのはの分が多い。

 「書類は、めんどくせー」

 「我侭言うなら手を動かせ、ロード良彦」

 セプトにせっつかれながら、良彦は何とか書類を処理していく。

 「そういえば、フェイトは休暇、実家にいくのか?」

 「ん、あぁ…行く予定だよ、エリオとキャロも一緒に、リンディ母さんも待ってるって言ってたし」

 「あぁ、あの人にしてみれば、3人とも子供みたいなもんだろうしな、孝行して来いよ」

 「うん、そうしてくるよ」

 「良彦あたしらは、時間あったら桃子さん所顔出したほうがいいんじゃねーか?」

 「む、そうだな、あっちでの準備はすっかり任せちゃってるしな、土産持って顔出すか」

 「ロード良彦が世話になっている、御仁だな、しっかり挨拶せねばな」

 4人でそんな話題で盛り上がっていた。



 なのは達が帰ってきて、入れ替わるようにライトニングが休暇に入る。
 書類はフェイトの分をなのはが、他をやはり休みをずらしたシグナムが担当している。

 シグナムは通信越しではあるが、アギトと結構会話しているらしい。
 良彦は、書類を回避し、ヴィヴィオの世話に廻っていた。

 「よし、打って来いヴィヴィオ!」

 「うん、いくよ、よしくん!」

 すぱんっと、気の抜ける音が響く、ヴィヴィオが良彦の構えた掌にパンチを打ち込んだのだ。

 「って、なんでよしくんなんだ、おりゃ」

 「だって、なのはままが、うひゃっ」

 がしっとヴィヴィオを捕まえ、わしゃわしゃと頭をなでる。

 「全くなのはは、しょうがないな…ヴィヴィオは学校大体決めたのか?」

 「うん、サンクトヒルデ魔法学院が、いいかなってー」

 「てことは、魔法の勉強するんだな、俺となのはとは大違いだな」

 「勉強してないの?」

 ヴィヴィオの質問に、冷蔵庫からジュースを取り出しながら

 「なのはは感覚で魔法作るし使うからな…俺の場合は、先祖から継承した記憶にある魔法だからな、勉強はしてねーよ、ほれ」

 「そうなんだー、あ、ありがとうございます」

 ジュースをコップに入れ差し出す。

 「頑張れよ、友達も出来るだろうし楽しいと思うぞ」

 「うん、見学言った時も皆良い子だったよ」

 「ヴィヴィオの方が年下だったと思うけどな」

 「えへへー」

 で、ふとヴィヴィオが良彦の顔を覗き込んでいるのに気付く。

 「どうした、なんか付いてるか?」

 「よしくんも、ヴィヴィオと一緒で、目の色
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