暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと学園都市
第4話〜バカとFクラスと上条当麻〜
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土屋が戻ってきた

土屋「………決着がついた」

坂本「おっ
早かったな
やっぱりAクラスの圧勝か」

坂本は予想通りの展開だったなといった感じで立ち上がった

フルフル
しかし土屋はそれを否定するように首を横に振った

坂本「なにぃ!!
Sクラスが勝ったのか……
戦争での損害はどうだ?」

土屋「……無傷」

坂本「どういうことだ?」

姫路「あのAクラスがダメージを与えられないまま負けたというんですか?」

コクン
土屋はうなづいた

坂本「にわか信じられない話だが、このまま作戦通りSクラスに戦争を申し込むぞ
明久、行ってきてくれ」

そういいながら明久の方を見た

吉井「毎回僕なんだからたまには雄二が行ってきてよ」

坂本「姫路」

坂本は間髪いれずに姫路さんになにかも合図らしきものを送った

すると姫路さんは明久のものに近づき、ニッコリとした可愛らしい笑顔しながら

姫路「はいっ
明久くん、私明久くんのカッコいいところみたいです」

吉井「行ってきます」

ガラッ

島田は明久が出て行ったのを確認すると、坂本と姫路さんのところへかけ寄った

島田「よく瑞希が坂本の言いたいことわかったわね」

坂本「あいつが駄々こねることはわかっていたから、以前に話し合いをしておいたんだ」

島田「にしてもよく瑞希が明久を騙すようなこと実行できたわね」

姫路「そ、それはその………」

姫路さんはモジモジしていたが、坂本がそれを隠すようにして、立ちふさがり、こう言った

坂本「人には言えないようなことだから追求するのは見逃してやってくれ」
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