W バースデイ・アゲイン (5)
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の存在を許せなかったから対峙した」
「認めよう。綺麗事は言わない。――僕が正気で生きていくために死んでくれ」
日高は厭らしい笑みで、きっと初めて、「僕」を見た。
「貴方が女だったらよかったのに」
以津真天がついに日高に牙を剥く。その光景を見る直前、僕は麻衣の頭を抱いて自分の肩口に押し当てた。
そして僕自身は、その光景から逃げず目を逸らさず、色もにおいも音も五感に焼きつけた。
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