危機、到来〜
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いぞ」
「凄い・・・あの人・・・」
「サチさん、ダメージは?」
「大丈夫。あまり強くなかったみたいだから・・・」
その時、恋の刃に大量の闇が集まっているのが見えた。
「やべぇ!リパル、方天画戟!」
『ッス!?』
方天画戟を持ち、同じように闇を溜める。
「長期戦は不利すぎる!なんとか相殺に持ち込むからサチさんと剛鬼で頼む!」
「う、うん!」
「・・・ああ」
恋が闇を放つ。
「覚悟決めろよリパルゥッ!!」
『とっくの昔に出来てるッスよーー!』
「オラァァァァ!!」
闇と闇がぶつかる。だが・・・しばらくもしない内に押され始めた。
「ぐっ・・・闇の量は上なのに・・・!!」
『ど、どうやら恋さんは更に魔力も乗せてるみたいッス・・・!』
「負ける・・・かぁぁぁぁ!!」
Aモードに回した闇を方天画戟に籠め・・・一気に押し返す。
ズガァァン!!
闇と闇が爆発。・・・相殺した!
「はぁぁぁ!」
剛鬼が迫り・・・恋を吹き飛ばす。
「サチ!」
「はい!セイクリッド・・・ランス!!」
投げた槍が恋に当たり・・・視界が白に染まる。だが・・・
「・・・」
恋は立っていた。まったく効いた様子もなく・・・
「ったく・・・洒落になんねぇよ・・・」
Aモードが解除され、膝をつく。
「はぁ・・・はぁ・・・」
サチさんも大分体力的にキツイみたいだ。
「きゃあ!?」
愛依の悲鳴。俺は一時的にそちらを見る・・・
愛依〜
「つ・・・椿・・・?」
アタシの目の前に・・・椿がいた。
「愛依・・・なんでそっちにいるの?」
「な、何言ってるんだよ椿。椿こそ・・・そいつは元凶なんだ。椿とアタシを・・・」
「嘘つかないでよ・・・壊したのはコイツら・・・コイツらなんだから・・・」
「違う!この人達は・・・!」
「どうして・・・どうしてそんなこと言うの!?・・・そっか、愛依・・・闇なんか使うからおかしくなっちゃったんだ・・・」
「・・・っ」
椿が・・・怖い。なんでこんなに・・・椿が怖いの・・・?
「治さないと・・・愛依は私の味方だもん・・・愛依は・・・」
「椿・・・!このバカァ・・・!」
アタシは二本の偃月刀を構える。
「ほら・・・やっぱりおかしくなったんだ!愛依は私に武器を向けるわけないよっ!!」
「椿・・・止めてよ・・・!」
椿の刀と偃月刀がぶつかり合う。
「こ
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