暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二章 幕間劇
お忍びでの街歩き
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
当だ。だが外から見えないとはどういう事だ?」

「いいから、もう少し黙っていろ。麦穂が向こうに行くまでの辛抱だ」

と言いながら久遠の腰に手を回し密着した。久遠は恥ずかしがっていたが、今は恥ずかしがる事より見つかるとまずいので静かに見守っていた。やがて、向こうに行った麦穂を気配で行ったと確認すると透明の聖剣を解除して、俺達は再び人気のある所に行った。

「ふむ一真。少々腹減ってきていないか?」

そう聞かれると時計を見たらお昼の時間帯になっていた。もうこんな時間か、朝はお餅だけだもんな。

「何か食べたい物はあるか?」

「そうだな。一真の行きつけの店とかはどうだ?」

行きつけの店ねえ、そういえばひよところがよく行く所があると聞いたが、俺は一回しか行った事ないんだよな。さて、どうしようかと考えたが俺の料理にするかと思い久遠に提案した。

「行きつけの店はないが、俺の料理はどうだ?今ならすぐに作れるが・・・・」

「何!一真の手料理だと!ひよに聞いたが一真の料理は絶品だと聞いた。なら長屋に行こうではないか」

と言ってきたので俺と久遠は長屋に戻った。途中三若や壬月と麦穂がいたが、空間切断ですぐに長屋に到着した。俺の部屋に案内させてから、俺は作りに行くと言ってから外に出て空間切断でトレミーの厨房に行き料理を作った。作ったのは、ご飯と味噌汁までは普通だが、魚を自ら捌いてから焼き魚にした。魚の名前?これはアジだ。で、俺は空間にしまってから、長屋に戻ってきてお待たせと言いながら机を出して空間から料理を出す。ご飯とみそ汁とアジの焼き魚と漬物を出してから、俺は手を合わせていただきますと言った。

「うむ。これはうまいな・・・・この白いのは何だ?」

「それか?それは豆腐だ。食べやすいように一口にしてある」

「これが豆腐なのか。あまり見た事ないのでな、まさか味噌汁に入れるとは。うむ、この魚も美味しいぞ」

と言いながら黙々と食べていた久遠。まあ料理スキルは結構高いし、前は作ろうとしたら華琳達に止められたからな。俺の料理は絶品だが別名『女殺し』とも言われる。まああの時は高級料理店やファミレスとかのオーナーもやっていた。とここで久遠からこの先を行っていたが、やはり美濃攻めのようだ。まああの愚者がいる所だから解放させたい気持ちだけどな。食い終わったのか、少し横になっていた久遠。俺も食い終わると、食器を厨房の所に運んだ。あとは部下達が食洗で纏めてしてくれるだろう。夕方になるまで、俺と久遠は壬月と麦穂に三若に見つかる事なく遊んだのであった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ