第十四話 聖剣ですか破壊計画ですか
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のよ!展示会の関係者もそんなことを言っていたわ!」
「じゃあ、誰かわかるのか?私には誰一人脳裏に浮かばない」
「・・・多分、ペトロ・・・様?」
「ふざけるな。聖ペトロがこんなわけないだろう」
「いいえ、こんなのよ!私にはわかるもん!」
「ああ、どうしてこんなのが私のパートナーなんだ・・・。主よ、これも試練ですか?」
「ちょっと、頭抱えないでよ。あなたって沈むときはとことん沈むわよね」
「うるさい!これだからプロテスタントは異教徒だというんだ!我々カトリックと価値観が違う!聖人をもっと敬え!」
「何よ!古臭いしきたりに縛られているカトリックの方がおかしいのよ!」
「なんだと異教徒め」
「何よ、異教徒!」
それっぽい外国風のお方が貧相な服装をして、頭に輪っかがあるいかにもパチもんな絵が原因で喧嘩。
ぐぅぅぅぅぅ・・・。
二人のお腹がなる。まあ、空腹の幽々子よりは軽そうだ。このまま無関係を装いたいぜ。
「・・・まずはどうにかして腹を満たそう。そうしなければエクスカリバー奪還どころではない」
「・・・そうね。それじゃ、異教徒を脅してお金もらう?主も異教徒相手なら許してくれそうなの」
「寺を襲撃するのか?それとも賽銭箱とやらを奪うか?どちらも止めとけ。ここは剣を使って大道芸でもしよう。どの国でも通じるインターナショナルな娯楽だ」
「それは名案ね!エクスカリバーで果物でも切れば路銀はたまるはず!」
いえ、通報されます。銃刀法違反です。
「まあ、その果物が無いわけだが。仕方ない。その絵を切るか」
「ダメ!これはダメよ!」
・・・・・・ああもう!
「私の家で食事があるのだけれど、あなた達もどうかしら?」
「「行く!」」
お前ら、警戒心とか無いわけ?
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「旨い!日本の食事は旨いぞ!」
「うんうん!紫ちゃん、料理とっても上手ね!」
「紫さんの飯うめえ!」
「・・・・・・紫先輩、才色兼備」
「これが学校で噂の紫さんの飯か!」
「・・・みんな落ち着いて食べなさい」
上から順にゼノヴィア、イリナ、一誠、子猫、匙である。結局みんな食べることになった。食費やら宿泊費ぐらい余裕をもっておけよ。俺の家に到着するまで、「私達は悪魔に魂を売ったのよ」だとか「これも信仰を遂行するためだ」とか「毒殺する気じゃないだろうな?」とか言ってたけど、食欲には勝てなかったらしく、必死で自分を正当化しようとしてた。初めは俺の出した飯を警戒していたが、悪
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