第十四話 聖剣ですか破壊計画ですか
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能力の意味がないわ」
幾度も斬りかかってくるイリナだが、全て防ぎ、バランスを崩したところでゼノヴィアと同じ様に峰打ちで吹き飛ばす。
うん。俺がここまでできるとは思わなかった。表では余裕綽々に見せているが、内心では結構ドキドキしてた。
「自分の弱点を補うことぐらいしておくことね。これで指導は終わりよ」
「舐めるな!」
ゼノヴィアが最後の一撃と言わんばかりに振ってくる。おいおい、殺し合いになってるぞ。まあ、悪魔じゃないから別に大丈夫だけど。どれだけ強い一撃でも、当たらなければ意味がない。
受け流し、カウンターを決める。
一応、すぐ立ち上がれるぐらいには手加減したと思うが、大丈夫かな?
俺はさっさとスキマで帰宅した。
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次の休日。俺は駅前にいた。そして、他には、一誠、子猫、生徒会長眷属の匙がいる。
「あー。で?俺を呼び出した理由は?」
「・・・そうです。三人で何をするつもりだったんですか?」
「子猫、私は偶然ここにいただけよ」
一誠が咳払いをして、話し出した。
「聖剣エクスカリバーの破壊許可を紫藤イリナとゼノヴィアからもらうんだ」
俺と一誠以外が、目を丸くしていた。
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「嫌だぁぁぁぁ!俺は帰るんだぁぁぁぁ!」
悲鳴を上げて逃げようとする匙を、子猫が掴んで放さない。
子猫は快く協力するといった。俺は、まあ、いいんだけど。匙が聞いた瞬間青ざめて逃げようとしたが、それを子猫が捕縛した。
「兵藤!なんで俺なんだよ!お前ら眷属の問題だろう!?俺はシトリー眷属だぞ!関係ねぇ!関係ねぇぇぇぇぇ!」
「そう言ってくれるなよ。俺が知ってる悪魔で協力してくれそうなのはお前ぐらいなもんだったんだもんよ」
「ふざけんなぁぁぁぁ!俺がてめえの協力なんてするわけねぇぇぇだろぉぉぉぉ!殺される!俺は会長に殺されるぅぅぅぅ!」
そんなに怖いか。生徒会長。
「お前んところのリアス先輩は厳しいながらもやさしいだろうよ!でもな!俺んところの会長はな!厳しくて厳しいんだぞ!」
スパルタか。よかったじゃないか。俺は一日三十時間修行だぜ?
さて、今現在は、街中でイリナとゼノヴィアを捜していた。
「なあ、子猫ちゃん、紫さん。木場が聖剣計画の犠牲者で、エクスカリバーに恨みを持っているのは知っ
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