第十四話 聖剣ですか破壊計画ですか
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・・・・・・折角上がった一誠の評価が急降下だよ。しかし、イリナを的確に追い詰めていく一誠。
「まだまだ!」
「いつも以上に一誠君の動きがいいですわ」
「・・・・・・スケベ根性が先輩の身体機能を向上させているなんて・・・・・・。でも、それだけじゃなさそうです」
「なんで!?なんで私の動きが読まれているの!?」
「これが俺の奥の手、紫さんに教えてもらった応用、高速思考だ!イリナの動きは、全て見切ってるぜ!」
え、こんなところで実行しないでよ!だから譲渡だったのか!うん!エロのためじゃなかったら素直に誉めてたよ!
くそったれ!みんなが俺に称賛半分呆れ半分の目を向けるじゃねえか!ゴメンナサイ!イリナ!
そして、その手が、ついにイリナの服に触れたーーが、勢い余ってアーシアと子猫ちゃんにも触れた。
バババッ!
アーシアと子猫の制服と、イリナの戦闘服が弾けた。マジか!雪夜じゃなくてスキマを用意すべきだった!人数が増えたせいか、下着が残っていたのは幸いだ。
ブッ。一誠が鼻血を吹く。俺はスキマから大きめのタオルを三枚出して、それぞれに渡す。
「あ、あ、あ、ありがとうございます」
「こ、子猫ちゃん!これは違うんだ!二人には当てるつもりじゃなかったんだ!い、いや、確かに当たったけどさ!でもほら小ぶりなおっぱいでも需要はあると思うんだ!あ、あれ?お、俺は何を言っているんだ?そうじゃない!予想以上にいい動きができたものだから・・・決して、アーシアと子猫ちゃんに当てるつもりはなかったんだ!ででも、ありがとうございます!い、一応お礼は言ってーー」
「・・・・・・この、どスケベ!!」
ドゴォン!
「ぐっふぅぅぅぅ!」
おおう。一応タオルで身を隠しているから吹っ飛びがいい。うん。グッジョブ、子猫。
「イイイイ、イッセー君!こここここんな卑猥な技を作った報いだと思うわよ!これに懲りたら、こんなエッチな技は封印すること!いいわね!?」
「・・・・・・い、嫌だ。・・・魔力の才能をほぼ全部使い込んで開発した技だぞ・・・。もっと、もっと女の子の服を弾け飛ばすんだ・・・。これでも女子の服を透過させる技とどちらにするべきか真剣に悩んだんだ・・・。いつか見ただけで服を壊す技に昇華するまで俺は戦い続ける!」
「性欲だけでここまで戦えるなんて!どうかしてるわ!紫ちゃん!タオルありがとう!」
「紫藤イリナ!性欲は力だ!正義なんだよぉぉぉぉ!」
「アーメン!主よ、このエロ悪魔を断じる力をお貸しください!」
あらま、羞恥心より敵意が勝っちゃった。イリナは改めて聖剣を握りしめ、一誠へと向かっていく。一誠は体勢を低くして足払いを決めようとしたが、軽くジャンプ
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