第十四話 聖剣ですか破壊計画ですか
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持つものを打ち倒し、そのエクスカリバーを叩き折る!」
冷静になれ。頭に血がいくら上っても勝てんぞ。
「こちらもいくよ、イッセー君!」
イリナもイッセーに斬りかかる。
何とか避けているって感じだな。
「まだまだ!」
『Boost!』
頑張れ〜。って、段々といやらしい顔つきになってきた。また剥く気か。無理だろうけど。
「・・・・・・いやらしい顔つきだわ。何を考えているのかしら?」
「気を付けなさい。一誠は手に触れた女性の服を消し飛ばす技を持っているわ」
「・・・・・・厳重注意」
「紫さん!?子猫ちゃん!なんでネタバレするんですか!?」
「毎回毎回縛る身にもなりなさい」
「・・・・・・女性の敵。最低です」
「あぅ!痛烈なツッコミだよ、子猫ちゃん!紫さん、スイマセン!」
縛られたタオルの末路を知っているか?ボロボロになるんだぞ?まあ、タオルくらいならほぼノーリスクで創造できるけど。
「なんて最低な技なの!?イッセー君!悪魔に堕ちただけでなく、その心まで邪悪に染まって!紫ちゃんは相手を縛っているの!?嗚呼、主よ。この罪深き変態と束縛趣味をお許しにならないでください!」
「撤回を求めるわ。私にそんな趣味はないわ」
あくまで冷静にいってるけど、免罪は嫌です。
紫藤イリナはまた悲哀に満ちた表情を浮かべる。
「そんなかわいそうな奴を見る目で見るな!」
「・・・・・・イッセー先輩、最低です。紫先輩、誤解は解けます」
ありがとう。今は素直にその好意を受けとるよ。
「イッセーさん!そんなに女性の裸に餓えていたのなら、私に言ってくだされば・・・・・・ッ!
私、イッセーさんのためならこの身の犠牲もいとわないです」
アーシアが暴走するようになっちゃった。恋は盲目とはよくいったものだ。
「なるほど。性欲の塊か。欲望の強い悪魔らしい行動だと私は思うよ」
「ゴメン」
「ご免なさい」
くっそー。どうにかして更正した方がいい。
と、木場が自分の足元から新たに魔剣を生み出し、二刀流でゼノヴィアに攻める。
「気を取り直して!燃え尽きろ!そして凍りつけ!『炎熱剣』!『氷空剣』!」
炎の剣と、氷の剣。スピードにいまいちキレがない。あれじゃあ止められる。案の定、ゼノヴィアは最小限の動きで木場の連撃を防いでいた。
「『騎士』の軽やかな動き、そして炎と氷の魔剣か。だが甘い!」
ギィィィィィンッ!
ゼノヴィアの一振りが、木場の魔剣を粉々に粉砕する。
「ーーッ!」
驚いちゃダメだ。そもそも、魔剣創造の剣は全部使い捨てのつもりで戦った方がいい。いくらでも創れるんだから、物量
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