第九十五話 不意の光
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技量が優れているだけじゃ、この機体にはかなわない』
「馬鹿な、パワー負けしているのか!?」
だが、そのイザークの攻撃は呆気なくシールドによって防がれ、そればかりか押し返される。そのままシールドで押し返されたリゲルグは反撃しようとビームサーベルを仕舞い、ビームライフルを再び構えようとするが、始めからシールドを持っていない右手にビームライフルを持っていたクラウのゲルググの方が先に追撃を行う。
『残念ながら今は君等の相手をしている暇はないんだ。俺に与えられた任務は君たちの相手じゃないからね』
「待て!」
押し返して体勢を崩したリゲルグに向けて放たれたビームの威力はかなりの威力を誇っていた。イザークはミネルバでの補給の際に渡されたゲルググのシールドを構えるが、シールドで防ぎきれずビームの命中した部分が融解する。
咄嗟にシールドが耐えている間に逃れることでビームによる攻撃を避けたが、その間にクラウのゲルググに逃れられてしまった。
『イザーク隊長!?』
「グッ、問題ない!それよりも部隊を立て直すのが先だ!」
クラウを逃してしまったことはイザークにとって非常にむかっ腹の立つ事だが、今は自身のその感情よりも優先すべきことがあると判断して部隊の指揮に集中することにした。
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