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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos13さぁ踊れ踊れ、舞台はかの者の手の平の上〜Begegnung〜
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掛けた」

「死者は出なかったが重傷者は出た」

「「「ヒッ・・・!」」」

強奪犯だって言う3人に向けられたのは、離れた私たちですらビリビリと感じるほどの敵意。直接向けられているあの3人がどんなふうに感じているのか想像もしたくない。

「デスペラードパーティん時。あたしらはあえてテメェらを潰さなかった。何でだか解るか? テメェらのその魔法の才を潰したくなかったからだ。なのに!!」

――テートリヒ・シュラーク――

私たちよりもさらに小さい、赤い服に身を包んだ女の子バスターが、携えていた鉄槌で1人の男の人を殴打。その人はものすごい勢いで地面に叩き付けられて動かなくなった。他の2人はそれを見て「ごめんなさい!」って泣きながら謝ったけど、でも・・・。

「残念だよ、ロウダウナー。お前たちの未来を潰すことになって」

――集い纏え(コード)汝の雷撃槍(フルグルゼルエル)――

「一時の過ちだと見過ごすわけにはいかんのだ、お前たちの行った所業は・・・!」

――紫電一閃――

ランサーとセイバーのデバイスがシャルやアリサのデバイスと同じようにカートリッジをロード。ランサーの槍には雷が、セイバーの剣には炎が付加された。そしてランサーとセイバーは問答無用で強奪犯の残り2人を斬り伏せた。

「は、犯罪者だからって容赦が無さすぎない・・・?」

「あの人たち、ちゃんと謝っていたのに・・・」

「確かに悪いことをしたかもしれないけど。・・・お話しで終われなかったのかな・・・」

アリサとすずか、なのはがランサー達の行いにちょっとばかり非難した。でもここからがあの騎士たちの本当の狙いなんだ。騎士たちは地面に倒れ伏して苦痛に呻いている3人の胸に手を突き入れた。

「「「えっ・・・!?」」」

その光景に目を見開くなのは達。実際にその行為を見る私とアリシア、アルフも驚かざるを得なかった。騎士たちは勢いよく手を抜く。

「「「ぎゃぁぁぁあああああああ!!」」」

そして私たちは見た。騎士たちの手に収まっているリンカーコアを。

「ちょっ、あんた達なにやってんのよ!!」

「アリサ!?」「「アリサちゃん!?」」

ここであまり良くない事態が。騎士たちがリンカーコアを抜き取ったその行いを見たアリサが怒りを爆発させて、騎士たちに向かって怒鳴った。しかもズンズン向かおうとしているし。私たちはそんなアリサを止めるために姿を現す。
私たちに騎士たちが目を(つぶらな目だから怖くはないけど)向けて来た。すると「あ? なんだテメェら。つうか、一般人に見られた!?」バスターが慌て始めた。

「あんた達が英雄かは知らないけど、こっちにはフェイトっていう管――」

「フェイト?・・・フェイト・テスタロッ
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