暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos13さぁ踊れ踊れ、舞台はかの者の手の平の上〜Begegnung〜
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に招く。そして私は「コレだよ、フェイトちゃんから送られてきたDVDと手紙」2人にDVDと手紙を見せる。
2人に手紙を渡して、私はDVDをプレーヤーにセット。今日は夕方まで1人でお留守番ということで、気兼ねなく下のテレビで観ることが出来る。お茶とお菓子を用意して、「それじゃあ、スタート♪」リモコンの再生ボタンをポチっと押す。最初は黒い画面一色。でもすぐに変化が。
『ア〜スラ〜〜通〜信っ!! 遠く離れた友達を想って始まる乙女たちの近況報告、アースラ通信! その第1回! 提供は時空管理局・本局所属、アースラ!』
「「シャルちゃん・・・」」「シャル・・・」
シャルちゃんによるナレーションが始まったかと思えば黒い画面に流れ星がキラキラ流れて、時空管理局のエンブレムが奥からフェードイン、そしてデフォルメされたフェイトちゃん、アルフさん、シャルちゃんの似顔絵が現れた。
「無駄に凝ってるわね」
「そ、そうだね」
「シャルちゃんも元気そうで何よりだよ」
シャルちゃんの破天荒さは相変わらず、ということみたい。画面がパっと変わる。どこかの白いお部屋。そして・・・
「「フェイトちゃん!」」「フェイト!」
ベッドに腰掛けているフェイトちゃんが映った。フェイトちゃん、私があげたリボンをしてくれてる。それだけでもう涙が出そうだったけど、なんとか耐えた。遅れて『うん、カメラの位置はこんなもんだね』アルフさんの声が画面外から聞こえたら、アルフさんも画面端から姿を見せて、フェイトちゃんの座るベッドに向かって行った。
『えっと・・・久しぶり、こんにちは、なのは、アリサ、すずか。フェイトです』
『アルフだよ。久しぶりだね』
フェイトちゃんとアルフさんがこれまでのことを話してくれた。アースラのみんなには優しくしてもらってること、シャルちゃんやクロノ君と模擬戦をしてまだ1度も勝ててないこと、本局と言うのはどんな場所か、裁判で有利になる資格を取るために勉強を始めたこと、空き時間があると暇で手持無沙汰になること。全てが新鮮で、楽しいって笑うフェイトちゃん。
本当だったらユーノ君、シャルちゃんやクロノ君たちも今回のビデオレターに登場する予定だったけど、ユーノ君はミッドチルダに降りていて、シャルちゃんとクロノ君は仕事で居ないということで断念したそう。ちょっと残念。
『――あと、本局に来るまでに、大事件って言っていいのかな?があったんだけど・・・』
『大事件と言えば大事件だね』
フェイトちゃんとアルフさんが画面の端、どこかに視線を送った。そしてフェイトちゃんがそっちに向かって手招きしたら、『やっと〜? 遅〜い』女の子の声が聞こえてきた。
聞き覚えの無い声だ。
『フェイト、アルフ。早くわたしを紹介してよ』
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