暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos13さぁ踊れ踊れ、舞台はかの者の手の平の上〜Begegnung〜
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考えてくれたビデオレターのやり取り、その最初のビデオレターで私たちはアリシアちゃんと会った。
?―?―?回想だよ♪?―?―?
半日授業だった学校から帰ってすぐ、ポストに大きな包みが入っているのを見つけた。ポストから出して包みを眺める。と、差出人の名前を見つけたから声に出して読んだ。
「わ、英語?だ。えっと・・・Fate Testarossa・・フェ・・イト・・テスタ・・ロッサ・・・? フェイトちゃん!?」
なんとビックリ、フェイトちゃんの名前が記されてた。急いで玄関の鍵を開けて自分の部屋に戻る。鞄をベッドに放って包みの封を切って中身を確認する。出て来たのはDVDケースが1枚。それと折り畳まれてる手紙が1通。
拙い漢字とひらがなで、高町なのは様へ、って書かれてた。手紙を開ける。出だしは、全略。たぶん前略って書きたかったんだと思う。フェイトちゃんは頑張って日本語を勉強してくれたんだろうなぁって、微笑ましくなっちゃった。
――なのは、元気? アリサもすずかも元気にしてるかな。私、フェイトは、管理局のみんなのおかげで元気です。こうして手紙を差し上げたのは、同封しておいたデータディスクの事について伝えておきたかったから――
同封されたDVDはビデオレターとのことだった。自分たちの近況を私やアリサちゃん、すずかちゃんに知らせる為に作ってくれたって。それはすごく嬉しいことで。あと、魔法関連のお話も入っちゃうから、観る時は気を付けてって注意書きも。
――でね。なのは達もお返事をくれたら嬉しいなって。宛先は要らなくて、シャルの知人が取りに行ってくれるって言うから、時間や置き場所を指定してくれたらいいよ。それじゃあ、続きはビデオレターで。早々――
「フェイトちゃん・・・。うん、必ずお返事のビデオレター、送るよ!」
そうと決まれば早速アリサちゃんとすずかちゃんに教えないと。うわぁ、なんかテンションが上がり過ぎて手が震えちゃう。
「フェイトちゃんからビデオレターが届いたから、一緒に観ようね・・・っと」
携帯電話からメールを一斉送信。するとすぐに2人から返信が来た。内容はフェイトちゃんからビデオレターが届いたことへの驚き、そして今すぐ私の家に来てくれるとのこと。それからしばらく。早く観たい気持ちに駆られてソワソワしてる時、呼び鈴が鳴った。
「いらっしゃい、アリサちゃん、すずかちゃん!」
「お邪魔します、なのはちゃん」
「で、どれよ、フェイトからのビデオレターって。早く観ましょ!」
う〜ん、すずかちゃんは挨拶を返してくれたのに、アリサちゃんはスタスタと家の中に入って行っちゃう。同じお嬢様なのに、どうしてこう違うんだろう。とりあえず私の家に来てくれたアリサちゃんとすずかちゃんをテレビのあるリビング
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