暁 ~小説投稿サイト~
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ここが本当の正念場 ラストバトルin海鳴
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フェルノォォォォォッッ!!!」
全身に回した全ての力を右足一本の身に一点集中させた雷神の蹴撃が、愚かなる獣を再び海鳴の岩礁に叩き落とされる。海底が砕け、もはや地形が変わり無数の地割れで見るも無残に変わり果てたその場所に、更に4の白銀が降り注ぐ。
「これも持って行くがいい!!」
「彼の者の傲慢を戒めよ!!」
「「『鋼の楔』ッ!!!」」
2人のザフィーラが極限まで注ぎ込んだ魔力の拳だ。二人の両手から合わせて4つ、未だにもがく巨体に輝く聖釘が撃ち込まれた。鋼の楔の延長線上にあるその魔法はシンプル故に強力。例えどれほど足掻こうとも、そう簡単に抜け出せる拘束ではない。
そして、動けなくなってしまえば最早それは唯の的に過ぎない。
「シグナムさん・・・ッ!!」
「応ッ!!!」
体力を回復させたクロエの手に光るエタルド。
最後の魔力を振り絞った残滓シグナムのラグネル。
そして―――シグナムから一時的に借り受けたレヴァンティンを握る漆黒の鎧が同時に三方から取り囲む。
勿論鎧を遠隔操作しているのはクロエだが、一時的にその操作を管理人格「ゼルギウス」に一任することで鎧でも全力を振るえるよう調整が施されていた。
「君の運命を知るのは・・・空から見下ろす月の光だけでいい」
蒼炎。
「偉大なる空に抱かれて果てよ!これぞ奥義!!」
烈火。
《――――!!》
そして、唯の”刃”。
「 大 月 光 !!」
「大ッ!天ッ!空ッ!!!」
《―――――――ッッ!!》
= = =
―――その乱舞を舞っていた頃、残るメンバーの内、なのはとシャマルが最後の一撃に向け準備を始めていた。既にディアーチェ、はやて(リィンユニゾン済)の3人は追撃を仕掛けるために飛び立っている。
「ね、ね、リィン・・・じゃなくて今は闇の書だっけ?」
「・・・どうしたのだ、湖の騎士?」
「今の闇の書・・・あーもう言いにくいからヤミちゃんでいいや!」
「何だその突発的かつ唐突によく分からない面倒事に巻き込まれてしまいそうな漫画の登場人物みたいな名前は!?言っておくが髪の毛を自在に動かしたりは出来ないぞ!?」
「いやそうじゃなくて・・・あ、リヴァイちゃんもこっち来て」
「何ですかその三白眼で人類最強のチビな進撃漫画キャラみたいな感じの名前は!?言っておきますけどリィンは立体機動は出来ても巨人の駆逐は出来るかどうかわかりませんからね!?」
ここぞとばかりにボケて存在感を示そうとするシャマルにもうすぐ消えるかもしれないため必死で長いツッコミを入れる融合騎2名。本来シャマルは『旅の鏡』によるサポートという大事な役目があった筈なのだが、後からやってきたプレシアに仕
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