第4話〜第6話
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正真正面
正気だった
正気でありながらとびっきり外れていた
詰まりは富樫源次に取っては遠慮せず
ぶちのめせる相手だった
源次「訳のわからねぇ御託は良いんだよ
……さっさとかかってこいやッ!!!」ジャギ!!
ドスを構えて溝呂木槇也を睨め付ける富樫源次
だがそれを嘲笑うかのように 溝呂木槇也は
懐から棒状のアイテムを取り出す
愼也「身の程知らずが・・貴様そんなに
死に急ぎたいか」
キィィィン
それこそが溝呂木槇也が闇の巨人ダーク
メフィストに変身するアイテム ダーク
エボルバー
それを目の前に掲げて闇の力を凝縮させる
愼也「だったら望み通りにしてやる!!」
そしてダークエボルバーを左右に開き
闇の力を解放しようとしたその時
「ふはははは!! 随分と楽しそうだな
俺もパーティに加えろよ」
破滅の神は新たな闇の骸人(アギト)を招いた
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・彼は因縁の男との勝負に決着をつけ
勝利した・・
「うぅうおおぁあああああああああ!!
何故だぁあああ北岡ぁあああ!!」
富樫源次と溝呂木愼也から然程離れていない
処で一人の若い青年が天に向かって咆哮
していた
蛇柄のシャツに紺色のズボン 頭は金髪に染め
野性味溢れた暴力的で危険な雰囲気を漂わせる
若者だった
男の名は浅倉威 己の欲望に忠実な彼は強盗
殺人 放火等在りとあらゆる犯罪を犯し
死刑になる筈であった
だがそれをどんな罪でも無罪にし白を黒にする
スーパー弁護士北岡秀一によって懲役10年に迄
減刑された
しかし無罪にならなかった事に対して
激しい怒りを持った浅倉威は北岡秀一を
付け狙うようになった
彼等2人には普通の人間にはない戦う為の
ある力があった
だが2人の戦いに決着がつく事はなかった
・・勝利した筈であった・・
・・(「北岡ぁ・・立て北岡ぁあああ!!
うぅうっ お前!? 先生また
美味いもん買って帰ります 何故だ
・・何故だぁあああ!!」)・・
北岡秀一に勝利したと思った瞬間 戦いの装束
が解かれ姿を現したのは北岡秀一の秘書の
由良五郎であった
何故だ何故奴は来なかった そんなやりきれ
なさや怒りから待ち構えていた警官隊に
突撃しようとした処で彼の意識は途絶え
気付いたらこの場にいた
威「何故だ北岡 何故俺と決着をつけないっ
何故だぁあああ!!」
ドガァアア!! ボトッ
怒り心頭の浅倉が蹴り上げた足がそばに
置いてあった
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