暁 〜小説投稿サイト〜
SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第2-10 ニュージェネレーション
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
な拍手に驚き振り向くと和也が居ることに驚いた二人。
「すまない。通り掛かったら二人がダンスをしているのが見えてな。見学させてもらった。いけなかったか?」
「い、いえ。そんなことは・・・」
「でも、さっきの音楽・・・ダンスにしてはアイドルっぽかったんだが?」
「・・・私達、元の世界ではアイドルだったんだよ。」
二人の出身世界であるアフターコロニーと呼ばれる世界では地上と宇宙に住む人々は、険悪な中であった。そんな中、彼女達は地上で活動するアイドルグループであると話してくれた。
「私達三人は、地上に住む人達に少しでも笑顔になって欲しくて活動してたんだ。」
「そうだったんだ・・・ん?三人?」
「そう。私達の他にもう一人いてね。その子と三人でトリオグループ“ニュージェネレーション”ってグループだったんだ。」
「(成る程、だからあの動きだったのか。)」
和也は、二人のダンスを見ていて気付いていたことがあった。それは、二人の動きが極端過ぎていたのであった。二人との距離が曲の割には近すぎていた時と離れすぎている時が見られていた。
「(三人としての動きだとしたら納得だ。)でも、そのもう一人はどうしたんだ?」
「・・・行方不明なんです。」
ある営業中、ジェネレーションブレイクに巻き込まれて離れ離れになってしまったと説明してくれた。
「私達は偶然その場に居合わせていた楓さん達に助けられてそのまま一緒に行動を共にすることになったんだ。もしかしたら、しまむーも何処かに避難してる筈だから。」
「各地を転転するこの部隊なら合流できる可能性も高いしね。」
「しまむー?」
「あ・・・島村卯月。元気があって普通の子なんだけど、私達にとって大切な仲間なんだ。」
彼女との出会いは偶然の産物であった。元々、三人とも手違いでプロダクションの面接が不合格あったのが合格と伝えられていてその後、候補生として迎えられたユニットであると話してくれた。それぞれ目的は違ったが卯月は、純粋にアイドルになりたいと思っていた。そんな卯月を見て感化されていった二人が皆のために歌を歌うとという目標へと変わっていったと語ってくれた。二人の会話からでも島村卯月と言う人物は大事な友達であると分かった。
「そうか。見つかるといいな。」
「うん!」
少し雑談した後、再びレッスンを開始すると二人は言い、邪魔にならないように和也は部屋から退出した。そして、二人の背中が同じくアイドルを目指している妹との姿が被って見えた。
「そう言えば、アイツもああやって練習してたな。」
あれから結構時間が経ってしまっているため、自分の世界がどうなってしまっているのか想像がつかなかった。しかし、今現在でも統合軍と接触することができてなく連絡をつけることも出来なかった
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ