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中二病が主人公になったら?
第16話
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二人は競い合うように『豚骨チャーシュー麺』を啜っていた。
ちなみに御代は『ナルト持ち』である。

「お前、イイ食べっぷりだな!」
「親分に負けてられないんだな、コレ!」
「でも、あんまり食い過ぎるなよ?
後々修行するときに響いちゃうから。」
「大丈夫だぞ、コレ!まだまだ行けっ・・・うっぷ!?」
「あわわわ!?だ、誰かバケツを!もしくはトイレ貸して!!」

食事処で一波乱であった・・・。




「まったく・・・世話掛けやがって・・・」
「すまないんだな・・・コレ。」

危くリバースし掛けた木の葉丸をナルトは公園のベンチにて介抱していた。

「どうだ?大分落ち着いて来たか?」
「ああ、大分良くなったんだな、コレ!」
「それじゃあ、修行すっか?」
「オッス!親分!」

さっきまで青かった顔色が健康な色を取り戻して来ていたので、ナルトはぼちぼち特訓を始めることにした。

「ところで、習いたかった術って何だ?」
「親分がアカデミーで先生を倒したヤツなんだな、コレ!」

恐らく、木の葉丸が言っているのは"変化の術"である。
どうやら、たまたま火影と一緒に水晶玉を通してナルトとイルカのやり取りを見ていたらしい。

「あれかぁ〜・・・。
あれは"変化の術"を応用したものなんだけど・・・
よしっ!じゃあ、まずは基礎から教えていくぞ!
よーく見とけよ!」
「オッス!親分!」
「変化!」

ナルトが術を使うと大きな音と煙が立った。
そして、煙の中から出てきたのは、金髪のツインテールで『ボン!キュッ!ボン!』な身長170cmくらいの女性であった。
しかも、原作と違って両頬にあった猫ヒゲのような痣は消えている。

「これが、"変化の術"だ。
特に、今やっているような『美人に化けて色仕掛けで相手をオトす術』を"おいろけの術"という。
こういった術は自分の頭の中で鮮明なイメージを持ってやらないと失敗する。
まあ、実際に何度もやってみてコツを掴んでいくのが一番だな。
とりあえず、『ボン!キュッ!ボン!』だ。やってみろ!」
「オッス!親分!
・・・"変化の術"!!!」

一通り説明して実際に木の葉丸にやらせてみれば、どうみても中年太りしたオバサンが出て来てしまった。

「アウト!もっとしっかりイメージするんだ!」
「オッス!!親分!!!」




・・・30分後

「やったぞ、コレ!ついに完成したぞ、コレ!」
「ああ!やったな、木の葉丸!」
「ところで、『相手をオトす』とはどういうことだ、コレ?」

彼は純粋な子供であるが故に、大人の世界は知らない。
なので、子供にも何となく分かるように説明する。

「いいか?例えば、火影の爺ちゃんってよくエロ本読ん
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