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中二病が主人公になったら?
第16話
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せん!!」

少年と男のやり取りを見ていたナルトは、一応火影に訊ねてみる。

「あの、こちらの方々は?」
「あ、ああ、ワシの孫の木の葉丸とその家庭教師をお願いしているエビスじゃ。」
「そ、そうなの・・・。」

"いつもこんな調子なのか・・・?"と2人は少し心配そうな顔を彼らに向ける。
すると・・・

「フム・・・そうか!!貴様が何かしたんだな、コレ!!」
「いやいや、お前が勝手にこけただけだろーが!!」

部屋に入ったときの勢いを取り戻し、その勢いで木の葉丸はナルトに突っ掛かってきた。
何故かナルトも相手のテンションに合わせ、胸倉を掴みながらツッコミを返す。

「コラ!!ナルト!!手を放さないか!
その方は三代目火影様のお孫さんだぞ!!」
「・・・。」

"えっ!何この空気!?白けたんだけど!?"とナルトは少し焦った。

「殴れるもんなら、殴ってみろ!!」

しかし空気を読まず、木の葉丸はナルトに挑発してきた。

"火影の孫って分かった途端、コレだもんな。
フン・・・コイツも所詮、メガネ教師やみんなと同じに決まってるんだ・・・"

と、木の葉丸はそう思ってナルトを睨みつけていると・・・

「ンなの知るかってばよボケ!!!」
「いってェェェ!!」

木の葉丸は頭にナルトの拳の鉄槌をお見舞いされたのであった。

「まったくもう・・・爺ちゃん!
後で撮り直したヤツを持って来るから、昼飯食べてくるわ〜。」
「お、おう・・・行っておいで・・・。」

エビスが悲鳴を上げたり何やらタラタラと文句を言っているが、ナルトはそんなことも気にせず『ラーメン一楽』に早足で向かって行った。




・・・ところ変わって『ラーメン一楽』への道中、
建物の物陰や電信柱に隠れながら、そして隠れる場所がないときは"隠れ葦の術"を用いてナルトをストーキングしている者がいたのだが・・・

「何やってんだよ、木の葉丸。
木目もバラバラだし、ホントにバレバレなんだけど・・・。」

ど素人の隠密行動にナルトが気付かない訳がない。

「フフフ・・・よくぞ見破った!コレ!!
流石、噂通りの男!」

何故かドヤ顔をしながら木の葉丸は隠れていた布から出て来た。

「オレ、お前の子分になってもいいぞ、コレ。」
「はっ?」
「その代わり、アカデミーの教師を倒した"あの術"を教えてくれ!!
頼む!!親分!!」

出て来ていきなりこんな事を言い出したのであった。
突然このような事を言われたナルトは流石は困惑した。

「と、とりあえず・・・場所を移させてくれ・・・」




今度は『ラーメン一楽』にて・・・

「おっちゃん!替え玉頼む!」
「オレもおかわりだ、コレ!」

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