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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
覚悟
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町やテスタロッサだけでなく、主はやては勿論、六課全員が同じだ。だから気にするな、言いたい時に行ってくれてかまわない。ではな」
シグナムはそれ告げると、木刀を聖に返し屋上を去って行った。
その後姿を見送りながら聖は立ち上がり頭を下げた。
その日の夜、六課の皆はそれぞれの覚悟を決めていた。
「私とティアはギン姉を」
「絶対に救い出す!」
スバルとティアナは互いに拳をあわせながら、
「僕とキャロはあの子を」
「ルーちゃんと真正面からお話をする!」
エリオとキャロも手を握りながら誓い合っていた。
ヴォルケンリッターの面々とはやてもそうであるようで。
「皆、始まる戦いは今まで以上に過酷なものになるかもしれへんけど。ついてきてくれるか?」
「はい」
「「「「我ら守護騎士は貴方と共に」」」」
シグナムの返事を皮切りに、四人ははやてに頭を下げる。しかしはやては皆を一瞥すると、
「せやけど皆、無茶はせんようにな」
「「「「はい」」」」
声をそろえながら言う四人の瞳には強い光が灯っていた。
なのはとフェイトも互いに手を取り合いながら、
「私とフェイトちゃん、聖くんで絶対にヴィヴィオを」
「うん、取り戻そう。私たちのヴィヴィオを」
互いに頷き合い、二人は目を閉じた。
そして屋上では聖が夜天に浮かぶ大きな月を眺めながら、
「待ってろよ……ヴィヴィオ。絶対に助け出してやるからな」
拳を握り締め、決意をあらわにしていた。
聖たちが決意をあらわにしている時、スカリエッティの本拠地の一室では椅子に縛り付けられ眠っているヴィヴィオと、それを囲むようにスカリエッティ、ウーノ、クアットロが立っていた。
「ようやく揃った。聖王の器とレリックがこの二つが揃うことにより、いよいよ『ゆりかご』の鍵が生まれる」
「ドクターの夢の達成も間近ですねぇ」
「ドクターだけではなく。私たちのものでもあるわね」
スカリエッティの発言に二人は互いに呟く。
「さぁ……宴はこれからだ! 君はどう出るエシェク……ククク、フハハハハ、ハーッハッハッハッハ!!!!」
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