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バトルロワイアル 桐山和雄の章
バトルロワイアル 桐山和雄の章 第9話〜第11話
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島?」


飯島「俺……お前に謝らなきゃってずっと
思ってて・・ゲームセンターで三村が上級生に
絡まれた時俺逃げ出しただろ」


三村「………………あの時か」


飯島「本当にすまんッ、お前の心を傷つけて
俺一人逃げ出して」


豊「………飯島」


杉村「……………」


飯島「何時か謝らなきゃってずっと思ってた」


三村「……なぁ飯島」


飯島「何だ三村?」


三村「そんな事どうしてこんな所で話すんだ?
別に今じゃなくても良いだろ」


信史が聞きたいのはそれだった…こんな状況で
何故今なのか だが飯島は迷わず言った


飯島「……豊が言ってたんだ」


豊「えッ僕が…何か言ったっけ?」


杉村「………あの言葉か」


だが杉村には分かったようだ


豊「えッ?」


飯島「もう逃げる訳にはいかないって…
弱い自分には戻らないって」


三村「豊が………………そうか」


豊「なっ……なんだか恥ずかしいなぁ」


杉村「フフッ」


飯島「俺はここで逃げたらもう二度とお前達の
事を友達って呼べなくなる」


三村「……飯島」


飯島「俺はッ、お前らとずっと一緒にいたいッ
ずっと友達でいたいッ! だから……本当に
すまなかった三村!!」


三村「飯島…そうだな……一緒に帰ろうぜ
俺達はずっと一緒だ なぁそうだよな豊、杉村」


豊「当たり前だよッ! 僕らはずっと友達さ」


杉村「あぁッ! ずっと一緒だ」


飯島「ううッ ありがとう、ありがとう」


  ………その後三村も交えて4人で現状を
話し合った……


  ・・七原秋也の変貌、中川典子に迫る危機
診療所での待ち合わせ等・・


  ・・中でも三村信史の一番の注目はやはり
七原秋也の事だった・・


三村「…………そっかぁ、秋也はやっぱり
そうなちまったか」


溜息とともに三村信史の口から意味ありげな
言葉が漏れる


豊「どういう事だい信史」


何か知っているのかと豊が訪ねる 見れば
飯島も杉村もどういう事だと聞きたそうだ


皆の視線を受けて信史は話し始める


三村「……正直豊に話しを聞いた時から嫌な
予感はしてたんだ……あいつは純粋すぎるんだ
普段は正義感の塊のような奴で皆の中心に
居るような男だ」


杉村「あぁ……本当にそうだよな」


豊「うん、秋也はいつもそうだよね」


飯島「まったくだな」


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