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真似と開閉と世界旅行
レムの塔〜
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「・・・本当に私を見捨てるんですね!ならば・・・ならば私も本気で行きますよ!レプリカ共と一緒に滅びるがいい!!」


こんなに狭いと遠距離型と、堅い装甲で近接型が不利になる。なら譜術(魔力)も近接も平気な俺と黒羽。ジェイドとアニスで行くしかない。

「黒羽、行きますよ」

「ああ!!」

ジェイドが譜術を使う。

「サンダーブレード!」

「更に雷追加だ、ジャスミン!!」

二人が放った雷はカイザーディストを捉えるが・・・

「ははははは!甘い甘い!」

「光の鉄槌!リミテッド!」

「ダークファイガ!!」

「ぬ・・・!」

そりゃ機械だから雷に強くしたんだろうが・・・

「俺の攻撃手段は雷だけじゃないぜ!燃えろぉぉ!!」

黒羽の炎がカイザーディストを包み込む。


「あちちち!?」

「グランドダッシャー!!」

ジェイドの譜術がカイザーディストを弾き飛ばす。

「調子に乗るんじゃありません!!」

カイザーディストはドリルを振り回す。

「リパル、剣!」


『はいッス!』

変形させ、左に持ったハンドアックスでドリルを弾き、体を捻り、その反動を利用してダークリパルサーで突きを叩き込む。

ズガァァン!

「ヴォーパル・ストライク・・・なんてな」


カイザーディストの巨体が揺らぐ。

「サキ、離れてください」

ジェイドが構える。

「・・・わかった」

ジェイドの周りに音素が集まる。

「・・・旋律の戒めよ、死霊使いの名の元に具現せよ!!」

カイザーディストの周りに強力な譜術が発動される。

「ミスティックケージ!!」

ズガァァァン!!

カイザーディストは倒れ、中にいたディストも力なく倒れる。

「・・・どうせ、モースは永遠に迎えになど来ない・・・エルドラントの対空迎撃装置が起動すれば、塔ごと消し炭にされる・・・ククク・・・はーっはっはっ」

ディストが何かのボタンを押し、アラームが鳴る。

「ネビリム先生・・・今そちらに向かいます!」

こいつ、自爆する気か!?

「させるか!」

ルークが走りだし、掌底を繰り出す。

「烈破掌!!」

ガァン!

そのまま吹き飛び・・・空中で大爆発を引き起こした。

「・・・我らに居場所はないのか・・・」

「俺達は・・・この時代に存在してはいけない生き物なんだ」

「違うわ!だってここにいて息をしているじゃない!あなた達を受け入れられない世界がおかしいのよ!」


「だが、レプリカが誕生したことで死んだ人もいる。全てを受け入れられるほど、人の心は単純じゃない・・・」

ガイの言葉でティアが黙っ
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