レムの塔〜
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葉だった・・・
・・・ルーク達と合流し(アリエッタは中庭で遊んでいる)入り口で話していたら、アッシュがやって来た。どうやらルークが呼んだらしい。
「お前がここに足を踏み入れるとはな・・・」
「二度とここに戻ることはないと思っていた」
「アッシュ、ローレライはどうだった?」
「ローレライとは繋がらなかった。やはりヴァンの中に取り込まれ、交信不能にされているんだろう」
「じゃあローレライの宝珠がどこにあるかは・・・」
「わからない。だが、ローレライは地核からセフィロトを通じて鍵を流した。お前が受け取っていないなら、セフィロトの何処かに辿り着いている筈なんだ」
「だけどセフィロトはアッシュが探したんでしょ?もしかして探し損ねてるとか」
「俺はそんな間抜けじゃない。こいつじゃあるまいし」
「どういう意味だ」
「剣と宝珠は反応しあうそうだわ。見つけられない筈はないと思うけど・・・」
「宝珠が見つかんなきゃ、ヴァンの思うつぼだな」
俺が言うとアッシュは舌打ちをする。
「ちっ。八方塞がりか・・・障気のせいで、街の奴等も新生ローレライ教団よりだしな・・・」
「障気か・・・」
ルークは少し考え込む。
「アッシュ・・・超振動で障気を中和できるって言ったらどうする?」
「・・・何を言っている?そんなこと出来る訳ないだろう」
「できるんだよ!ローレライの剣があれば!・・・命と引き替えになるけど・・・」
それにティアが反応する。
「ルーク、それはどういうこと?」
「そんなの初めて聞いたよぅ」
「「・・・」」
「・・・それで?お前が死んでくれるのか?」
「お・・・俺は・・・」
「レプリカはいいな。簡単に死ぬって言えて」
「・・・」
ルークは黙ってしまうが・・・
「・・・俺だって死にたくない」
「ふん、当然だな。俺も・・・まだ死ぬのはごめんだ」
アッシュはそう言って去ろうとする。
「ま、待てよ!」
「話は終わった。それに、俺にはやることができたからな」
「俺は終わってないっ!あと十分、いや五分付き合え!」
ルークがアッシュの肩を掴む。
「は、離せっ!」
「付き合ってやれよ、アッシュ」
ガイが言うと・・・
「・・・わかった」
そのままアッシュを連れてルークが向かった先は・・・
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