少年の暖かな光は道を誤った老人の心に愛を灯した
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魔術には
感服するわ はは惚れ直したかいお姫様?
馬鹿っ調子に乗らないの ごめんごめん
でも本当に凄いわよね■ォル■■の魔術は
・・何て言うかまるで水が生きてるみたい
おいおい褒めても何も出ないよ
別にからかってないわよ・・何て言うか
貴方の水からは優しさを感じるわ それは
きっと貴方の心の表れ貴方が優しいから水も
こんなに喜んでいるんだわ ユ■■・・
ありがとう 君にそう言って貰えて嬉しいよ
何時かその優しさを私も欲しいな
何言ってるんだよ え? 僕が
こんなに優しくなれるのは君のお陰さ
君が居るから僕はこんなに優しくなれるんだ
■ォル■ン・・ふふ そんな調子の良い事
言って私が気を許した隙に狼にでもなるつもり
でしょう? あちゃあ ばれたか
ばればれよ・・ありがとう■ォル■ン私も
貴方が居るから優しくなれるのよ
ぅん・・何か言ったかい? うぅん
何でもない!! さぁ休憩は終わりよ
続き頑張りましょう あぁ頑張ろう(ユー■
君は何があっても僕が守る その為にも必ず
聖杯のシステムを完成させる そして君を
アインツベルンの呪縛から解き放ってみせる
・・愛してるよ僕の愛しいユー■)」)・・
・・その女性の笑顔を儂は知っている・・
儂はその光景を知っている そうじゃ
儂は誰よりも彼女の事を良く知っている
彼女はアインツベルンのホムンクルス
今から凡そ二百年前盟友である遠坂永人に
誘われて共に日本に渡った儂の同朋であり
生涯でたった一度だけ儂が心から愛した女性
儂が世界総てを敵にしても己の命と引き換えに
してでも守りたかった女性 今は大聖杯と
一体化し聖杯戦争における核となって
しまった女性
臓硯「なのに何故じゃ!! 何故思い出せんの
じゃあああああああああああああああああ!!」
雁夜「お爺ちゃん落ち着いてよ!!
一体どうしたのさ!!」
臓硯「止めてくれ儂を見んでくれっ
責めるんじゃお前の瞳が彼女の瞳が儂を
責めるんじゃ 儂は何をした!! 儂は何を
忘れておるんじゃあああああ!!」
タタタタタ タァアアン
雁夜「お爺ちゃああん!! 〔ポフッ〕
「のわぁあ!!」 大丈夫だよお爺ちゃん
大丈夫だから」
ナデナデ
臓硯「雁夜一体何を?」
雁夜「ずっと前僕が高熱出した時お爺ちゃん
こうして僕の頭を撫でてくれたよね
「あれは・・お前に死なれると困るからじゃ
儂はお前が思っている程優しい人間ではない」
凄く暖かかったんだ でもねその時僕には
お爺ちゃんが助けてって痛い痛いって
泣いてるように聞こえたんだ 「っ!?
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