少年の暖かな光は道を誤った老人の心に愛を灯した
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・そうだ!! お爺ちゃんは悪い悪魔に
騙されていたんだよ!! そしてお爺ちゃんは
今元に戻ったんだ だから大丈夫!!
お爺ちゃんはこれからもずっと僕の大好きな
お爺ちゃんだよ!! 世界中でたった一人の
僕のお爺ちゃんだよ!!」
臓硯「雁夜っ・・雁夜ぁああああ!!
〔ギュウウッ〕 「わぷっお爺ちゃん
苦しいよ」 儂もお前が大好きじゃよ雁夜
世界中の誰よりもお前を愛しているよ」
キュウッ
雁夜「お爺ちゃあん・・お父さんとお母さんが
死んじゃってた事ちょっと哀しいけど
・・でもさ・・僕にはお爺ちゃんが居るから
大好きなお爺ちゃんとお兄ちゃんが居るから
だから僕は全然寂しくないよ」
臓硯「雁夜っ雁夜っ雁夜ぁあああああああ!!
あぁずっと一緒じゃ もう絶対にお前を離さん
お爺ちゃんがずっとお前を守ってやる
からな!!」
雁夜「ぅん・・ありがとうお爺ちゃん」
臓硯「儂もじゃ ありがとう雁夜・・
そして(ありがとうユーリ)」
儂等二人は何時までも抱き締め合いながら
泣き続けた
じゃがこれは今迄のような哀しみの涙ではない
そして流しきった涙の後には輝かんばかりの
満面の笑顔があった
雁夜「えぇと・・不束者ですがこれからも
宜しくお願いします臓硯お爺ちゃん!!」
臓硯「うむっ こんな可愛い嫁さんなら
大歓迎じゃ!!」
雁夜「もうっ お爺ちゃん僕男だよ!!」
臓硯「がははははは!! 良いではないか
良いではないか わははははははははは!!」
雁夜「えへへへへへへ」
・・そしてこの日儂に本当の家族が
出来た・・
その後二人の間でこんな話をしたとか
しないとか
臓硯「処で雁夜や聞きたい事があるんじゃが」
雁夜「なぁにお爺ちゃん?」
臓硯「悪い悪魔と言うのは誰の事じゃ?」
雁夜「うぅんとね・・時臣君!!」
臓硯「時臣と言うと遠坂の小倅か?
あやつに何かされたのか?」
雁夜「時臣君ね初対面で僕にキスしようと
したんだよ!! それで僕が嫌だって言ったら
大きくなったら君をお嫁さんにするって
強引だよね僕にだって選ぶ権利あるのにさ!!」
臓硯「ほぉう・・そぅかそうか あの遠坂の
腐れ○ンポがそんな戯けた事を言って
おったのか」
雁夜「どうしたのお爺ちゃん顔色が真っ赤だよ
何処か具合悪いの?」
臓硯「何でも無いんじゃよ それより儂は
これから出かける処があるからのぅ
儂が帰ってくる迄は鶴野としっかりお留守番
してるんじゃぞ」
雁夜「うんっわかったぁあああ!!
お
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